胎児はママのお腹の中ですでに指をしゃぶっています。
指しゃぶりは乳児の間は「かわいい!」と思って見ていられても、幼稚園や小学校に行く年齢になってもやっていたらちょっと心配ですよね。
子どもの指しゃぶりや爪を噛む癖は、世界共通のママ達の悩みのようです。
今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱する平川裕貴が、子どもの指しゃぶりや爪を噛む癖に悩むママ達の気持ちが、ちょっと休まるかもしれないニュージーランドの研究をお話しします。
指しゃぶりや爪を噛む癖 なぜ心配
胎児のときから指しゃぶりが始まっているのですから、これはもう人間の本能、お乳を吸う練習を始めているのかもしれませんね。
赤ちゃんのうちは、動き回ることもなく、親もそれなりに気をつけて周りをきれいにしていますから、手にばい菌がつくなどという心配はほとんどありませんが、子どもが成長して行動範囲が広がると、あちこちでいろいろなものを触ります。
きれいかどうかなんて気にしないのが子どもです。
明らかに汚れているような指でも、指しゃぶりや爪を噛む癖がある子は、口に突っ込んでしまいます。
親としては、子どもの指はばい菌だらけに違いないと、気が気じゃないですね。
他にも指しゃぶりを続けていると、歯並びが悪くなるとか、言葉の滑舌が悪くなるとか、口を閉じないとかいろいろ心配になります。
実際、大きくなっても指しゃぶりを続けていると、出っ歯になったり、かみ合わせが悪くなったりすることもあるようです。
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