恋活や婚活中の女性から大人気のリアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)の“シーズン3”が、全話配信されました。
「mimot.」では、前半戦のエピソードを追った「ハイスペ男性を射止める! 『バチェラー』の女性たちに見る「恋愛で勝ち抜くヒント」」でもご紹介しましたが、衝撃の結末を迎えた後半戦からも、“選ばれる女性”になるためのヒントをお届けします。
『バチェラー・ジャパン』は、たったひとりの理想の男性=バチェラーが、多数の女性の中から最高のパートナーを選び、選び抜いたひとりの女性にプロポーズをするという、究極の恋愛番組。
シーズン3の3代目バチェラーは、兵庫県神戸市出身の青年実業家・友永真也さん(32)。父親と兄は医師で、自らは中高6年間フランスに留学し、現在は貿易会社を経営している実業家のうえ、スラリとした長身と甘いマスクを持つ、モテ要素満載のバチェラーです。
その友永さんが、年齢も職業も違う20人の女性の中から、気に入った女性に真紅のローズを渡していく“運命のローズセレモニー”が行われ、回を増すごとに女性が厳選されて人数が激減。エピソード6までの段階で、20人の女性が4分の1となる、5人にまで絞られていました。
同番組では、今田耕司さん、藤森慎吾さん、指原莉乃さんらがバチェラーの行動と女心を分析する「スタジオトーク」コーナーも。バトルを繰り広げる友永さんと女性陣のロケパートと、その様子を語り合うスタジオパートに分かれていて、番組に奥行きを出しています。
実は“シーズン3”のラストに向けての配信は妙に早く、番組参加女性のSNSから不可思議な気配を感じ取った視聴者が続出するなど、これまでにない動きにざわざわとしていた昨今。その理由は、最後のスタジオトークの場面で明らかになるのですが、友永さんの話に動揺を隠せない今田さん、藤森さん、指原さんと、ひな壇に座る参加女性たち。
そして渦中の女性らも登場し、バチェラー史上語り継がれるかもしれない、衝撃の展開に誰もがア然としました。
しかし、嫉妬や欲望が渦巻く女性同士の闘いが繰り広げられるなか、参加女性たちが必死に友永さんにアピールしてきたことは事実。この体当たりの恋愛模様を追っていきましょう。
大波乱の『バチェラー3』に見る恋愛ヒエラルキー
1. ライバルに気後れしても不安をぶつけない
エピソード7では、5人の女性が友永さんと最後のデートへ。「グループデート」の4人の女性はウェディングフォト撮影を行い、そこからさらにファーストローズを受け取り一度デートをしたきりだったぶどう農家の岩間恵さん(25)と、友永さんはふたりで濃密なデートを展開。
一方、「ツーショットデート」に誘われた広告代理店広報の野原遥(28)さんと友永さんは、ドライブインシアターへ。これまでのふたりの名場面を特別映像で振り返り、野原さんをバックハグしながら涙ぐむ友永さん。岩間さんと野原さんは、デート中にすでに友永さんの残ってほしい気持ちが反映された「サプライズローズ」を受け取っています。
それぞれのデートを行なった末に行われた最後の「カクテルパーティー」では、DJの中川友里さん(29)が、先にローズを手にするふたりを見て戦意喪失。もともとどこか自信なさげだった中川さんは、友永さんに「この生活が超キツイ」「二軍でグズグズやってるのもなんか……」と不安定な気持ちや愚痴をぶつけてしまいます。
ひとりの男性に選ばれるために、複数の女性たちとラブバトルを繰り広げていくのは、確かにメンタルに影響が大きい面も。明らかに友永さんがお気に入りである女性と自分を比べると、自虐的に自分のことを「二軍」と言ってしまう中川さんの心境もわからなくはありません。
しかし、そんな不安定さをぶつけられて友永さんは困惑し、「バラ渡されへんわ」と断言してしまいます。勝者と脱落者を選ぶ「ローズセレモニー」を待たずして、パーティーの最中にキッパリと気持ちが無いことを伝えてきた友永さんに、中川さんは驚くばかり。
ライバルに気後れして、男性に不安定な姿を見せると、まだふたりの関係が出来上がっていない段階では、相手のテンションが下がってしまうことがあります。まだ他の女性と比較される立場ならなおさら、ネガティブな気持ちは心の内にしまっておきたいですね。
“バチェラー3”は、ここから少しずつ、これまでの番組フォーマットから飛び出していきます。