同世代の4人が語る!どうする?どうなる?劇団ハーベスト
ではラストは、二組のインタビューをクロスしてみましょう。この3月で高校を卒業した同学年の4人。大学に進学した松永さん&加藤さん、社会人になった高橋さん&広瀬さんそれぞれが、それぞれの形で劇団ハーベストを担っていこうとしています。
高橋「二人でサブサブサブサブリーダーになりたい。二人なら頑張れる気がする」
――お二人は、これから劇団ハーベストをしょって立つ世代ですね。これから劇団ハーベストの中でどんな動きをしたいですか?
広瀬「今、(副リーダーの山本)萌花から、「ケンカしよう!」って言われるんです。その萌花が一年間いなくなってしまう…。私は全然強く言えないし、これまで全然言ってこなかったんです。
「広瀬って怒っても怖くないよね」って言われたこともあります。怖くなりたいわけじゃないけど、もうちょっと影響力が欲しい…。気づいた時にはパッと言えるようになりたい。自分の課題です。」
高橋「萌花が1年間留学するのは、ハーベストの中では、すごく大きいことなんですよね。きっと、ああいう存在がいないと、だらけてしまうと思うんです。
私たち、二人で公演リーダーもやったことがあるから、私たち二人なら、がんばれる気がするんです。あの、これは私だけが考えていることなんですけど、二人でサブサブサブリーダー的な感じで。リーダーと副リーダーがいないときは、私たちが出たいなって。」
広瀬「ええ!?じゃあ、外側からのサポートでね!ちょっとびっくりした(笑)。」
高橋「これ、言ってなかったことなんです(笑)。でも、美郷と萌花以外だと、私たちが一番上の世代じゃないですか。私たちがしっかりしないといけないな!と思っています。」
加藤「私たちがもっとガツガツ行けたら、劇団ハーベストは変わる」
――さて、これから劇団ハーベストは、どのように変わっていくでしょうか?
松永「(山本)萌花が1年の留学に行くのは、すごく大きいですね。稽古場にいても、萌花がムードメーカーになってくれて、いるのといないとでは、全然空気が違うんですよ。でも、萌花が1年間いないのは間違いないから、誰かが萌花の代わりになっていくのかな?とも思います。」
――新リーダーはいかがですか?
加藤「リーダーとしてハーベストを見ると、全然見え方が違うんです。自分自身、みんなのことに敏感になれるようになってきたかな。これまでは、みんなのことを指摘してくれたのが萌花だったんです。これまで萌花にすごく頼っていたけど、自分で出来るようになれたらなって思います。」
そして、みんな、それぞれがしっかりしていって、全員で土台をカチッと作っていけたらと思っています。これから、公演プロデューサー制になって、もっとみんなの個性が出ていったらいいな…。こうやって、役職に就くと、生活が変わるよね!」
松永「もう、全然違う!」
――公演プロデューサー制は、かなり大きいようですね。
松永「本当に大きいですね。自分の心持がめちゃめちゃ変わるんですよ。プライベートの過ごし方から変わっていくんです。意識がゴロっと変わる。
まだ経験したことがないメンバーもいるけど、ここから一人一人経験して、一個上のステップに行けるように、みんなが変わっていく…。萌花が帰ってきたときに、また新しいハーベストになっているんじゃないかな。」
――その新しいハーベストをみなさんが作っていくわけですね。
加藤「私自身、今まで以上にハーベストについて考えて、悩んで。自分の無力さも感じます。もっと出来ることがあるのに、なかなかうまくいかないこともあって。大学もあって…。でも、それは自分が選んだ道だから。
ハーベストには、この年代が多いんですよね。高校生に上がるときにもそうだったけど、この代が一つ上がるといろいろ変わるんです。今年大学に入った人もいるし、社会人になった人もいる。
この代が一番多いから、協力しやすいんですよ。私たちがもっとガツガツ行けるようになったら、劇団ハーベストは変わると思います。」
――新しいハーベスト、楽しみにしています!お忙しい中、ありがとうございました。
松永&加藤「ありがとうございました!」
宝石のような将来性の宝庫!新生劇団ハーベストに括目せよ
大長編になりました、劇団ハーベスト特集2016。新しい劇団ハーベストを支える世代による、熱い言葉をたくさん聞くことが出来ました。記念すべき第10回公演「真っ向ガール」も、赤い炎が燃え盛るような熱い作品になるはず!今から公演が楽しみです。
さらに、LINE公式アカウント取得を記念し、「劇団ハーベスト」の活動をより多くの演劇ファンに届る事を目的として、初日公演のLIVE配信を行うことも発表されました。演劇界では例を見ないこの試み、劇場に足を運べない方も是非!
では最後に、劇団ハーベストの皆さんからスペシャルメッセージを動画でお届けします!今回の特集で何度も名前が挙がった、裏の主役ともいうべき山本萌花さん(後列左端)にもご注目ください。さすがのサービス精神!
劇団ハーベスト第10回公演「真っ向ガール」
公演情報
のどかな田舎町で退屈な日々を過ごしていた負け犬女子高生たち。ひょんなことから〝殺陣〟に魅せられた彼女たちは、次第にチャンバラの世界にのめり込んでゆくのだが…。七転八起の大立ち回り。咲かせてみせます、斬った張ったの青春チャンバラストーリー!
【脚本】田中大祐(気晴らしBOYZ)
【演出】中村公平(劇団レトロノート)
【出演】
[劇団ハーベスト]
青山美郷・山本萌花・加藤梨里香・高橋紗良・松永ミチル・望月瑠菜・広瀬咲楽・井上結愛
※一部ダブルキャストでの出演となります。
A(紅)チーム:宮武佳央・葛岡有
B(白)チーム:川畑光瑠・弓木菜生
[ゲスト]
ROLLY、錦織純平(微熱DANJI)、ヒロキチ、縣佑芽、たむらがはく(気晴らしBOYZ)、前澤航也(劇団レトロノート)、錦織聡
【会場】中野 ザ・ポケット
【日程】2016年8月3日(水)~8月7日(日)
[開演時間]
8月3日(水) 19:00 A
8月4日(木)◎14:00 A/19:00 B
8月5日(金) 19:00 B
8月6日(土) 14:00 A/18:00 B
8月7日(日) 12:00 B/16:00 A
※受付開始は、開演の45分前。開場は、開演の30分前。
※上演時間は、1時間45分予定。
※◎の付いた8/4(木)14時の回はアフタートークイベント開催予定
【チケット】日時指定・全席指定(税込価格)
[前売]4,500円
[平日割引]4,000円→8/3(水)~8/5(金)の4公演限定割引!
[学生割引]3,000円(SMA☆TICKETのみ取扱い。入場時に学生証、もしくは年齢の分かる身分証明証の提示が必要です)
[当日]5,000円
LINE LIVE 概要
◎番組タイトル : 劇団ハーベスト 第10回公演 真っ向ガール
◎LINE LIVE配信日程 : 2016年8月3日(水) 19:00開演予定 上演時間 約1時間50分
詳細は公式サイトをご確認ください。