恋愛がうまくいかなくて落ちこんでいる時、ふと、こんな疑問がよぎったことはないでしょうか。

「世の中、一途な女性が損をするようにできているのかな?」

その答えですが、たしかに得するタイプではなさそうですが、損もないはずです。

誰か一人に夢中になれる恋は、一人の男では満足できなくてよそ見ばかり繰り返すより、はるかに素晴らしいもの。

ただ、一途ではなく執着するタイプの女性は、いい恋はできないでしょう。誰かを一途に想うということと、恋愛関係に執着することは、だいぶ違っているのです。

今回は、「一途」と「執着」の違いを整理してみましょう。

恋愛の「一途」と「執着」、その違いはどこにある?

1: 一途は両思い、執着は片思い

原則として、一途な恋が喜ばれるのは両思いの時。片思いなら、執着と呼ばれる状態です。これは、現在の交際ステータスとは関係ありません。

お付き合いしていない段階でも、彼に多少の好意を持ってもらえていれば、「一途な子だな」という印象を与えることはできます。

そうかと思えば、カップルでも気持ちがすれ違っていて、どちらかがもう一方に執着している関係も少なくないのです。そうはならないよう、一途に想い合える関係を築けるのが理想ですね。

2: 一途な女性は「損得」では動かない

そもそも、一途なタイプというのは、恋愛を含めた人間関係を損得勘定で見ることに、抵抗がある人です。

もし恋がうまく行かなくなって、悲しい思いを味わったとしても、「損した」という感覚はないでしょう。

執着の場合は、無意識のうちに見返りを求めているのではないでしょうか。必死な感じが出ています。「元を取ろう」としているように見えます。

ゆえに、ふとしたきっかけで、それまで好きだった相手のことを恨むことが多いです。

思ったほどのリターンがないから、「何よ! こんなに尽くしてあげたのに!」と、愛が負の感情に変わってしまうのでしょうね。