3: 価値観を相手に合わせる
カップルであっても、それぞれ性格や人間性は違っていて、もちろん価値観が合わないときもあるでしょう。
たとえば「人混みの多い場所が苦手」なのだけれど、彼氏のほうは「人混みが多くても気にせず楽しみたい」場合、彼氏のためにと無理をして大変な思いをすることは、決して前向きな努力とはいえません。
たまになら良いですが、価値観の違うことを相手に合わせてばかりだと、いつか負担の大きさに耐えられなくなって交際を楽しめなくなります。
「好きなら合わせるのが当然」となるのは、すべて相手の気に入るように動くのではなく、相手もこちらに合わせる姿勢があってお互いに良い妥協ができるときだけです。
幸せな恋愛は、合わない価値観を無理に受け入れるより「どう歩み寄っていくか」を考えられるもの。
本当に心を開いているのなら、「私も行きたいけど人混みが多いとつらいから、時間をずらしてほしい」など前向きな提案ができるはずです。
4: 離れているときに今後について考えてしまう
一緒にいるときは幸せな気持ちでいられるけど、デートが終わって帰宅したときや休日にひとりで過ごしているとき、ふと「これからも一緒にいられるのかな」と今後について不安を覚えてしまう。
特にケンカをしたわけじゃないのにふたりの関係について心配してしまうのは、本当の自分を出せていない可能性があります。
離れていても落ち着いていられるのは、まず自分が彼氏のことをしっかり愛していると実感できるから。
愛されている自分を知るのも彼氏への信頼につながりますが、その前に彼氏への愛情に不安がない状態が、これからも幸せな関係を続ける大前提です。
どこかで「嫌われたら怖い」「素の自分を出せない」のような後ろ向きな気持ちがあると、ふたりでいるときは楽しくてもひとりになったときに疲れを感じてしまいます。
それが「これからも(こんな私で)付き合っていけるのかな」という不安を呼ぶのですね。
本当の自分を出せないのは、心からお付き合いを楽しめていない証拠です。離れているときにふと不安を覚えるような交際は、彼氏との相性が良いとはいえない可能性を考えてみましょう。
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よく見るのが、「彼氏のことが大好きだから、これくらいは当たり前」のように無理や大変さを受け入れてしまい、気が付かない間にストレスが溜まって交際を続けられなくなるケースです。
彼氏への愛情の深さと相性が良いことは同じではありません。
本当に合う相手なら、違和感なく心を開いていけるはず。相性が良くないサインとは、信頼関係が築けない状態をいいます。
もし上のようなサインに気がついたら、まずは自分の気持ちを改めて考えてみましょう。
幸せな恋愛は、お互いの信頼なくしては手に入らないことを、忘れずにいたいですね。