現在妊娠中の方はマタニティヨガについてどのようなことを知っていますか?

安定期に入ると、健康維持と体力をつけるために、ウォーキングなど体を動かせるようになりますが、マタニティヨガも妊娠中のエクササイズにとてもおすすめですよ。

ここでは、マタニティヨガを始める前に知ってほしい注意点や基礎知識についてご紹介します。

普通のヨガとの違いは?

マタニティヨガは、お腹の大きい妊婦でも無理のない体勢でできるポーズで構成されています。

通常のヨガでは、お腹を圧迫したり、片足でバランスを取ったりするポーズがありますが、マタニティヨガではそのようなポーズはありません。他にも、通常のヨガのポーズをマタニティ向けにアレンジし、ポージングしやすくしたものもあります。

ただし、ヨガで行う呼吸法は通常のヨガと同じです。ゆっくりと鼻から吸って吐く呼吸を繰り返します。ヨガの呼吸法で心身がリラックスできる点も通常のヨガと変わりません。

はじめてマタニティヨガをする前に知っておきたいこと

マタニティヨガを始めるにあたって、知っておきたいポイントをご紹介します。

マタニティヨガはいつからできる?

マタニティヨガは安定期に入る16週くらいから出産直前までできます。妊娠中の人ならだれでもできるエクササイズはもちろん、その週数に応じたおすすめのポージングもあります。

1日のうち、いつ行うと良い?

マタニティヨガを行う時間は特に決まりはなく、好きなときに楽しめます。朝起きて朝食をとる前、またはお風呂あがりのリラックスタイムがおすすめです。ただし、食後1~2時間くらいは空けて行いましょう。

マタニティヨガを行う頻度は?

毎日行うのが理想的ですが、毎日でなくても大丈夫。お仕事が忙しいときや疲れているときなどは週に3~4回、あるいは週に1回程度でもいいので、無理のないペースで行うと良いでしょう。

何分くらいやればいい?

はじめは1ポーズからスタートし、徐々にポーズの数を増やしていきます。慣れてきたら20分、30分と増やしていき、余裕があるときは1時間に挑戦してみてもいいですね。

ただ、骨盤底筋や呼吸法のエクササイズは週に1回1時間行うより、毎日数分で2~3ポーズ行う方が効果的です。

服装やアイテムは?

お腹を絞めつけず、快適で動きやすい服装を選びましょう。床との接触を和らげるために、ヨガマットの利用をおすすめします。