以上4点は魅力的なポイントですが、園選びの最優先の条件と考えるのは止めましょう。
「子どものための園選び」であり「ママが楽するための園選び」ではないことをお忘れなく!
また、パッと見た目で「いい園」と思ってしまうことがありますが、よく観察しましょう。これらも園選びの最優先ポイントにしないようにしましょう。
(これらが一番重要ではない!)
- 制服が可愛いかどうか
- 立派な遊具があるかどうか
- 園庭が広いかどうか
園選びの最重要ポイント
それよりも大事なポイントが下記4点です。
- 掃除が行き届いているかどうか
- 質の高い先生が揃っているか
- 保護者と職員が連絡を取りあう手段があるか
- 安全であるかどうか
一つひとつ、なぜそれが大事なのか見ていきたいと思います。
1.掃除が行き届いているかどうか
“ブロークン・ウィンドウ現象(=壊れ窓理論)”という言葉があります。壊れた窓や落書きを放置していると「誰も注意を払っていない」ことになり、それらがますますひどくなる、治安が悪くなるという意味です。
園のホームページにやパンフレット、ポスターに“思いやりの心・優しい子を育てる“と立派な教育理念が掲げられていても、実際、見学に行った時、こんな状態だったらどうでしょう。
- 段ボールが玄関に山積みである。
- 11月なのに10月のカレンダーが貼ってある。
- 昨年のお正月の干支の置物がまだ置いてある。
- 来客用スリッパが湿っていて臭う。
- 玄関の隅に砂埃が残っている。
- 掲示物を貼り付けているテープが黄ばんでいる。
- クラスにより整理整頓、清掃のばらつきがないか。
(掃除が担任まかせになっている園の場合、担任によって清掃状況に差が出ているケースもあります。
これは園長の職員教育がきちんと出来ていないことを表し、教育にもばらつきが生じている可能性を考えられます)
ぜひ、トイレを借りてください。そして上を見上げてください。
万一、換気扇に埃がびっしり付いたまま、冷暖房の見えないフィルターも埃まみれになったままであっては、アレルギーがあるお子さんなどは特に不安ですよね。
園舎が古かろうが新しかろうが、関係なく、整理整頓、掃除をきちんとしている園を選びたいものです。
2.質が高い先生が揃っているか
“教育は人なり”で職員の質は大事です。
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