最近では、妻顔負けのイクメン夫は増えています。しかし一方で、「夫は育児・家事ができない!」「協力してくれない!」と愚痴る妻の声もよく聞きます。

イクメン家庭とそうでない家庭には、何か違いがあるのでしょうか。

リサーチしてみると、夫のイクメン度が高い家庭には、傾向として次のような共通点があるようです。

(1) 妻は“家事が苦手”

イクメン家庭の妻たちは、家事が苦手だったり、苦手というほどではなくても、性格がズボラで大ざっぱだったりと、要するに家事に対してちょっとテキトーな人が多いのです。

ズボラ妻達にリサーチしてみると、程度の差はありますが、「洗濯物を取り込んだまま何日も放置」とか、「食器を洗うのが面倒になって寝てしまう」ということが日常茶飯事。
気がつくと、夫が必死でたまった洗濯物を畳んでいる光景や、朝早起きして食器を洗っている光景をよく目にします。

こういったズボラ妻の夫は、妻を助けているというより、これ以上家事をためると自分の生活に支障が出るので、仕方なく行動しているものと思われます。

しかし、このパターンが積み重なると、夫が家事をする割合は、自然に、着実に増えていきます。

育児に関しても、妻が不器用なため、子どもの歯みがきや入浴がイマイチうまくできなかったり、子どもも「ママがやると痛い」と不満をもらすため、結局あれもこれも夫の役目になっていくという傾向も……。

(2) 夫は“柔軟でポジティブシンキング”

では、夫の性格はと言うと、ズボラ妻のイクメン夫たちは、明るいポジティブオーラを発している人ばかり。

ポジティブな夫たちは、妻が多少ズボラでも、家事や育児をどんどん押し付けられても、「まあいっか、これはこれで楽しいし」とか「子どもとの貴重な時間をありがとう!」と何でも良い方に解釈できるため、イクメン生活が長続きしやすいのでしょう。

また、面倒を嫌がるズボラ妻は、こんな夫に対してムチャぶりをする事もしばしば。
しかし、ズボラならではの無意識スキルは、実生活でこんな風にも、上手く働いています。