3: 「親に言われて」婚活パーティーに参加
「以前、市が開催した婚活パーティーで知り合った女性で『親に言われたから来たんです』と言う女性には引きましたね。
パーティーに来ているからには結婚相手を探しているのだろうと思って声をかけるのに、いざ話したら親の気に入る相手を見つけるために参加しているとわかって、それで“婚活中”はやめてほしい。
そもそも結婚に対する意識が違いすぎて、交際は無理です」(34歳/公務員)
親を安心させるため、も婚活の意識としては間違っていないのですが、問題はそれがメインで自分自身の結婚する意思が低い点です。
親の気に入る相手を見つけに来た、とわかって親しくなろうとする男性は少なく、「結婚は本人同士の愛情でするもの」が見えない女性とは交際を考えられません。
誰のための結婚なのか、もう一度考えてから婚活パーティーに参加するのが良いですね。
4: 結婚までの交際期間が長い
「長い付き合いでいいなと思う女友達がいて、ほかの友人から婚活中らしいと聞いたので思い切ってアプローチしました。
が、結婚相手について話を聞いてみたら『結婚してから合わないのがわかって離婚するのは避けたいから、最低でも一年は付き合いたい』と聞いて、さすがに長過ぎないかと思いました。
慎重になるのはこちらも同じだけど、見極めるまでに時間をかけすぎるのって相手はプレッシャーじゃないですか?
ちょっと待てないかなと思って、諦めましたね」(29歳/サービス)
確かに、いざ結婚してからダメだったと離婚を考えるような相手は避けたいと思いますが、それを見極めるための時間を多くとってしまうのは、相手にとっては「一年付き合ってダメならまた別の相手を探す」ことになりためらうのも当然です。
慎重さは、かける時間より交際の内容に意識を向けたいもの。お付き合いまでのハードルを上げるのではなく、交際しながら相手を見極める努力をしたいですね。
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いい結婚相手と出会いたいのは誰もが同じですが、そう思いながら実は自分で機会を折ってしまっているのが、「自分の都合を優先して婚活をしている女性」です。
結婚は一人ではできません。自分だけが満足できる相手と知り合うのは現実では難しく、関心を持った男性がいても相手に「合わないな」と思われるような考え方だと交際にもたどりつけないことがほとんどです。
相手の気持ちも聞き、お互いに歩み寄ることを当然とできるのが、幸せな結婚相手を探すためには欠かせない視点です。
理想と現実をしっかりと見て、本当に良い相手とはどんな男性なのかをまずは見極めたいですね。