いじめのサインを見逃さないための確認方法

子どもの態度や会話などから、いじめられてるのかもと思った時は、さりげなく子どもに聞いてみましょう。

・あなたが嫌だと思うことをする子がいるの?

・何か言われて(されて)傷ついたの?

・相手の子に、やめてほしいと思ってる?

・止めてって言っても聞いてもらえないの?

これらの質問は、穏やかに、また、答えに対して批判したり怒ったりしないでくださいね。

以前のうちの子、本当にいじめられてない? ママのための「YesNoチェックリスト」』という記事も参考にしてください。

親に心配をかけたくないとか、親が先生に言いつけるかもしれないという不安など、様々な感情が沸き起こりますから、あせらず子どもの話を聞いてあげましょう。 

いじめだと確信した時、親がすべき対処法

子どもが話し出したら、どんなことをされたり言われるのか、それがどれくらい続いているのか、誰が関わっているのかなど、状況を書き留めておくことをお勧めします。

子どもが学校での出来事をいつでも正直に親に話せるようにしておいてくださいね。

親に話すだけで癒されることも多いですが、子どもの様子がどんどん悪くなるようなら学校に相談するといいでしょう。その時には、それまでの状況を書き留めておいた記録が役立ちます。

記録を取っておくのは相手を責めるためではなく、できるだけ正確な情報を先生に伝えた方がいいからです。もちろん、何かあった時には証拠にもなります。

あとは、先生と連絡をとり学校での様子も聞きながら、子どもとしっかりコミュニケーションを取っていきましょう。

楽しいことや辛いこと、嬉しいことや悲しいことがいっぱいあるのが集団生活です。一つ一つの経験が心と身体を強くしていきます。

愛情を持って見守りサポートしてあげましょう。

 

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」