長い時間をともに過ごす結婚生活では、パートナーに不満があっても「仕方ないか」と歩み寄れるものがあります。
本音では改善してほしいけれど、そこまで求めるのは間違っている、と自覚できるから言わない。こんな“妥協”は、実は多くの男性が抱えているのかもしれません。
言われなければなかなか知ることができない夫の本音ですが、どんな点を妥協しているのか、男性の言葉を集めてみました。
夫が妥協を受け入れているのは、こんなポイント
1.休日にメイクをしない
- 「仕事がある平日は早起きしてきっちりメイクするのに、休みの日になるとすっぴんで過ごすしそのまま買い物に行こうとする妻。
外で誰に会うかわからないので、できればいつもみたいなメイクをしてほしいと思うけど、さすがに休日まで化粧しろって言うのは妻に悪いと思って黙っています」(36歳/配送) - 「日曜日に、メイクしないで外食に行く妻にちょっと不満。
決して素顔の妻が嫌いというわけではなくて、ただ出かけるときはよそ行きの顔をしてほしいのが本音。でも、キレられるとわかっているので言いません」(33歳/営業)
「休みの日くらいすっぴんで過ごさせろ!」と思わず反論したくなったのがこちら。
メイクが負担な女性もいるはずで、休日のノーメイクを責められたらつらいなと思うのですが、夫にとっては“キレイな妻でいてほしい”のが本音です。
「外出したときに会社の上司と会ったらどうしようと思う」という声もありましたが、「すっぴんの妻」に妥協するのも優しさ……?
2.家事を“命令”してくる
- 「『本を片付けてよ』『お皿を洗っておいて』とか、自分に余裕がないときに命令口調で言ってくるのがたまにイラッとします。でも、そこで言い返すともっと空気が悪くなるので渋々やりますけどね。普通にお願いしてくれたらなと思います」(39歳/公務員)
- 「出かける準備をしているときに、息子に言うのと同じ口調であれこれ命令されるのがちょっと苦手なんだけど、それをどう伝えればいのかわからなくていつも黙っています」(30歳/企画)
「お願いされるのは嫌じゃないのだけど、言い方を考えてほしい」という声が多かったこちらの意見。身近な人間に命令口調でものを言われたら、確かにいい気はしませんよね。
ふたりの間に良い気安さがあったとしても、“親しき仲にも礼儀あり”。
特に子どもと同じ扱いをされるのを嫌う夫は多いので、小さなことでも「夫への言葉遣い」には注意が必要です。
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