ヘア・メイクのポイント
[お話をうかがった人:着付けヘアメイクのプロ 松原志津枝さん※以下松原さん]
女の子(3歳)
お母さまが普段してあげているヘアスタイル(ポニーテールや三つ編み)に大きなリボンや市販の飾りをつけるだけで可愛くなります。
髪の毛の短いお子様はぱっちんと止めるお花があります。
止めるだけでは滑って落ちやすいので髪を少しとって黒いゴムでくるくるっと巻きゴムのところにパチッと止めると滑りにくくなります。
メイクは口紅をちょっとつければOKです。
男の子(5歳)
いつも通りでOK!
女の子(7歳)
美容院で日本髪風のヘアスタイルにするのがベスト。
お直しは意外と簡単! 着崩れ対策
[お話をうかがった人:富沢さん・着付けの第一人者石山美津江さん※以下石山さん】
着物はだんだんと着崩れてくるもの。簡単にできるお直し方法を紹介します。
女の子(3歳)
被布を脱がせて着物の腰ひもを結びなおし被布をかければ上から見えないのでおすすめです。(話:富沢さん)
男の子(5歳)
男児の着物はおはしょりが無いため、めったに着崩れしません。
もし、袴を踏んで転んだら袴を腰の上に引き上げて、丈をくるぶしより短くし、紐を簡単に結びなおせば大丈夫。(富沢さん)
女の子(7歳)
この年頃の女の子は振袖が大好き。なかなか脱ぎたがりません。
腰紐がゆるいと裾が落ちてくるので、腰のしごき紐をとって腰紐を結びなおし上にしごき紐を重ねて整えれば大丈夫。(話:富沢さん)
また具体的に下記のようなシチュエーションになったらどうすればよいのでしょうか?
★汚れてしまったら
シルクの着物を選ぶ場合は、防水・撥水加工をしてあるものを選ぶとよいでしょう。雨、食べこぼし、よだれなどで濡れてもさっと拭けばシミになりません。
ただし結構な汚れ方をした場合、シルク素材なら自分で手入れはせずにプロにお願いするのがいいです。合織ならご家庭でも洗えます。(話:富沢さん)
★雨が降ったら
子どもの着物の裾を腰までまくって、帯や帯締めに挟み込み、準備してある携帯用のフード付きケープ(コート)を着せると良いでしょう。(話:石山さん)