消費税がアップし、物価も高くなり…。かといって収入が増えるわけでもないという現代人に厳しい時代。家計を任されているママとしては、日ごろから節約に励まなくては!と感じますよね。
しかし、節約を頑張っているつもりでも、実は逆効果となっているケースが少なくありません。
そこで、今回は「ハマりがちな節約の落とし穴」について、詳しくご紹介します。
節約ママがやりがちな「落とし穴」とは
さっそく、節約を頑張るママが陥りがちな、「落とし穴」について詳しく解説します。
せっかくの頑張りをムダにしないためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
徹底した自炊のための種類豊富なスパイスやハーブ
自炊のための「スパイス」「ハーブ」などをたくさん買うのは、節約ママがやりがちな失敗です。
もちろん、外食やレトルトよりもおうちで作って食べるご飯のほうが安価に済ませやすいものです。
しかし、「これからとことんおうち料理を極めるぞ!」と様々な種類のスパイスやハーブを買っても使いきれないことが多く、賞味期限オーバーになることが珍しくありません。結果的に食品ロスとなって、無駄な出費になってしまうのです。
普段から様々なスパイスやハーブを使っているのであれば別ですが、「休日ぐらいしか手のこんだ料理をしない」という場合は、種類豊富なスパイスやハーブは不要でしょう。
たまにレトルトやルーに頼ったり、外食で楽しむことをおすすめします。
スーパーのはしご
あちこちのスーパーの情報をチェックし、店舗をはしごしている…というママはいらっしゃいませんか?実は、スーパーのはしごは意外にも節約になりません。
数十円、数百円の安い食事を求めてスーパーをはしごすると、お得に買い物をした気分になりますが、「交通費」がかかっていることを忘れてはいけません。また、店舗ごとについつい余計なものを買ってしまうこともあるでしょう。
安く済ませているつもりが、かえって出費を引き上げている可能性も十分に考えられます。
なるべくスーパーは「買い物が慣れている店舗」「全体的に安い商品が多い店舗」に絞り、複数の店舗をはしごするのは避けたほうが無難です。
また、スーパーのはしごをやめたほうが、時間や体力、手間などをも軽減でき、金銭面以外のコストもカットできるようになるのでおすすめです。
水道光熱費の極端な節約
節約といえば「水道光熱費」などの生活費のカットが定番ですよね。しかし、水道光熱費を極端に節約すると、かえって出費が増える可能性があります。
なぜなら「極端な節約によって風邪をひく」「体調を崩す」などに陥り、病院代がかさんでしまうからです。
目先の節約だけに囚われていると、思いがけないタイミングで大きな出費に悩まされることになります。
また、お仕事をしているママであれば、自分や子供が病気になったら、仕事をお休みしなければなりません。結果的に収入ダウンにつながり、せっかく節約していても本末転倒となってしまうでしょう。
水道光熱費の節約に関しては、「出しっぱなし」「つけっぱなし」をやめるといった程度に抑え、やりすぎには十分注意してください。