最近、昨年の出生数は過去最低を記録したというニュースを、耳にした方も多いかと思います。
子どもの数が減っていることで、子育てにかけるお金は増えているのでしょうか。お金をかける先も、家庭によりさまざまだと思います。
そこで、今、子育てをしているママたちに、ズバリ、「子育てでなにに一番お金をかけていますか?」と聞いてみました。記事の後には、アンケートもありますので、ぜひご協力くださいね。
安心・安全な食べ物
何人かいたのは、「食材には気を使っています」というママ。食べるものは直接子どもの成長と関係してきますから、やはり安心・安全な国産品や無添加・無農薬のものを食べさせたいですよね。
特に、昨今は、なんらかのアレルギーがない子の方が少ないですから、多少値段が高くても、子どもの健康には代えられないと考える人も多いのでしょう。
習い事は将来への投資
小1になる息子さんが本格的にサッカーをやっている、Fさんのご家庭のケースです。
すでに子ども自身がプロサッカー選手になるという夢を持っているため、それにかけるお金や時間は他の支出と比べて群を抜いているのだとか。
また、バレエを習わせているCさんの家庭では、発表会があると、お金に羽が生えて飛んでいくそうです。
無理にやらせるのは意味がないかもしれませんが、本当に子どもがやりたいというのなら、それを叶えてあげたいと思うのは親心なのでしょうね。
かたや、親の趣味と割り切って、2歳から英語の通信教育をやっている、というママもいました。子どもも楽しんで続けているそうです。英会話教室に通わせているママは、他にもいました。
英語に触れる年齢が下がってきているのは、時代の流れといえるかもしれません。
家族のためのイベント
普段は節約して、家族旅行のときは思いきり使う、という回答がありました。
年に1回はハワイ旅行、というご家庭から、おじいちゃん、おばあちゃんの住んでいる北海道への帰省をケチることはしない、というご家庭まで。
子どもと旅行に行くのは、小さいうちが意外と狙い目と聞きます。小学校に上がったら、旅行料金も上がりますし、子ども自身も忙しくなったりしますから。
それに、子育て中は気づきにくいことですが、子どもはあっという間に大きくなってしまいます。思春期になったら、家族旅行を嫌がることも考えられます。
旅行など家族のレジャーにかけたお金は、形は残らなくても、かけがえのない思い出となって、子どもの心に残ることでしょう。
教育いろいろ
現代では、普通に暮らしていたらなかなか体験できないようなことも、多くあります。たとえば、田植えや稲刈り体験など、自然の中での体験。お金をかけてまで子どもに体験させてあげたい、という親は増えているようです。
また、子どもが最初に受ける教育は、子どもの一生を左右すると考え、じっくりと選んだうえでお金をかけたいというママも何人かいました。
裸足で園内を駆け回れるような自然保育を望むママもいれば、早くから英語などお勉強に重点を置いた園がいいというママもいます。
特にこだわりのない人からみたら、驚くような額がかかる園もあるようですが、本当にそこに通わせたい人は、少しくらいお金がないことであきらめたりしないようです。
他にも、子どものための絵本には、ある程度惜しみなくお金を使う、というママも何人かいました。絵本を読むことで語彙が増え、さらには先の学習にもいい影響があることが知られてきていますから、絵本くらいなら安いものなのかもしれませんね。