お金は大切!だから子供たちにも「よく考えて無駄遣いしないようにしましょう」「貯金も必要よ」など伝える親は多いでしょう。

でも使わないことが良いことのように捉えてしまうと問題になる場合も出てきます。

一見、貯めていくならお金が足りなくなって困るわけではないので、何が良くないのだろうと思う人もいるかもしれません。使わないことの問題は認識されにくいのです。

お金は貯めておくことより上手に使えるようになることが重要。

そのことをお伝えするために、今日は使いたがらない子の起こしたエピソードとその対応についてご紹介したいと思います。

貯めるの大好き!な息子が欲しいものを手にいれるためにしていたこと

筆者の二人の息子のうち、兄の方は貯めること自体が大好きでお金を使いたがらないタイプ。

自分のおこづかいを使う機会が少なく、欲しいものがあってもしばらく考えて買うのをやめてしまうので、欲しくても我慢する子なのねと思っていました。

ところがある日、弟とのやり取りをふと耳にしてびっくり!いろいろ理由を並べては自分の欲しかったものを弟に買わせたうえで、自分で使おうとしていたのです。

思えば友達と遊んでいる時にも、友達の買ったお菓子をわけてもらうばかりで自分で買おうとはしない。もしかしたらこれは自分のお金は使わずに、他の人のお金で手にいれることばかり考えているのかもと思ったりもしました。

それは後々はトラブルにもつながりかねませんよね。

自分のものは自分のお金で手にいれることをしっかり伝えなければと焦りました。