開運のための初詣の手順
次に、天宮さんに初詣の参拝手順を教えていただきました。
形式にとらわれすぎず、気持ちを第一にとらえた上で行いましょう。
1.一礼して鳥居をくぐる
2.鳥居や橋が目の前に見えたら一礼する
3.手水舎(ちょうずや)で手を清め、右手に柄杓を持ち左手を清め、左手に持ちかえ右手を清める。そして、清めた手に水を注ぎ、口をすすぐ。柄杓の持ち手に水をかけ清める
4.本堂にお参りする
5.上着を脱ぎ、荷物を横に置き、思いの丈を神様に伝える。
天宮「思いの丈を伝えるときには、良いこと、悪いことの線引きをせずに、言いたいことはすべて心の中で言いましょう。神様は人に言えないことを聞いてくださり、道を必ず開いてくださいます。
そして日々、信じることは『受け入れること』です。日頃から、自身が持つ問いの答えが日常生活の中でメッセージとして表れます。それを、神様からのメッセージと受け入れるということです」
おみくじを引くときのポイント
初詣ではおみくじを引くという人も多いのではないでしょうか。おみくじを引くときにはどんな思いを持つといいのか、天宮さんにお聞きしました。
天宮「手を合わせ、『今必要なメッセージをください』と心の中で言い、おみくじを引きましょう」
また、おみくじというと、吉や凶などの結果が気になるもの。もし悪い結果が出てしまったらと不安になってしまうものですが…。
天宮「大凶や凶のおみくじには『凶』という漢字があります。『メ』の上が空いており、メッセージに気づけば上に上がれますよという意味を暗示しています。ですので、恐れずに引いてみましょう。
また□(四角)に閉じ、『人が□(四角)に入る』と『囚』という漢字になります。おみくじの結果には、囚われることのないようにしましょう」
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2023年の初詣は、これらのことを念頭に置いて行動し、幸せな一年になることを心から願いましょう。
【取材協力】天宮 玲桜 (あまみや れいか)さん
神さまからのメッセージ(御神託)を伝える活動をし、これまで2万人以上をカウンセリングしてきた実績を持つ。芸能関係者や国内外の要人からも相談が相次ぎ、予約が取れないほど。