湯船に浸かったほうが体によいのは分かっているけれど、何かと忙しい現代人、時間がない時だってあります。

それに加え、お風呂を掃除したりお湯を張るのが面倒という時も。

ホテルでの滞在や友人宅にお泊りの時、朝入浴の時はもっぱらシャワーになりがちではないでしょうか。

けれど、寒い時のシャワー後は体が急速に冷えてしまうのが嫌なところ。シャワーの生活で冷え体質を呼び寄せてしまうかもしれません。

今回は、シャワー入浴でも体をしっかり温めるポイントをご紹介します。

しっかり体を温めることで、朝シャワーでは1日の代謝を上げ活動的に、夜のシャワーではリラックスをもたらし、夜、深く眠れるようになれますよ。

基本は15分の熱めシャワー

シャワーをさっと浴びるだけでは汚れは落ちるものの、体は温まりませんし、リラックス効果も得られません。

基本は15分程度、熱めのシャワーを浴びることが体を温める秘訣です。

寒い季節であれば、お湯の温度は少し熱めの40~42℃でも熱いという感じはしないでしょう。

シャワーで温まる簡単4ポイント

(1)まず足から温める

朝など体が温まっていない場合は、足からお湯を浴びて、下から上へ血行を促します。

その場合、効果的なのが、たらいやバケツを使った簡易足浴です。足から温めるので、体中を素早く温められます。

足湯をしながらシャワーを浴びはじめ、洗髪の間もそのまま浸かっていましょう。

バスタブでシャワーを浴びる場合は、すべって転んだりしないようにご注意ください。

また浴室自体の温度が低いと、その分、体も冷えてしまうので、寒い場合は30秒でもシャワーを出し続けて、浴室を温めてから脱衣しましょう。

(2)全身シャワー+タオル浴

髪や体を洗っている間は、シャワーを全身浴のように高い位置にし、全身を温めるようにお湯を浴び全身を温めます。

その際、首元にたたんだタオルを置くと、温かいお湯を吸うことでスチームのように蒸気で首元を温めることができます。

首もとが温まると体がリラックスし、顔の血流がよくなり一石二鳥です。タオルは冷えないようにお湯を浸し続けましょう。

オフィスワークの方は眼精疲労の緩和として、タオルで目元を温めるのもオススメですよ。