気まずい思いをしないためにママがとっておきたい対策4つ
1.テレビ電話などで「接触回数」を増やす
心理学では、「接する回数が多ければ多いほど、人は相手に親しみや好意を感じやすくなる」と言われています。(『単純接触効果』あるいは『ザイオンス効果』と呼ばれています。)
この単純接触効果は、実際に「会う」ことはもちろんですが、それ以外の接触でも効果を発揮すると言われています。
例えば、電話やメール、手紙などです。
まだ文字が読めない子どもにはメールや手紙などで祖父母とやり取りをすることは難しいですが、電話やテレビ電話などで接触回数を増やすことは十分可能ではないでしょうか?
写真や映像、実家や義実家の様子を頻繁に見せておくのも効果的です。
「よく目にする人」「自分を可愛がってくれる人」「なんか見たことある場所」という印象を子どもに与えることができれば、比較的早く馴染んでくれるようになるでしょう。
2.子どもがいろんな人とコミュニケーションできる場に行く
コミュニケーション力は、たくさんの人と接することで磨かれていきます。
今は核家族化が進んでいて、ご近所付き合いも盛んではありません。
意識して外に出て行くようにしないと、子どものコミュニケーション力もなかなか磨かれていかないのです。
児童館や地域の子育てサロン、子育てイベントなどに参加して、子どもをいろんな人と交流させてみましょう。
地域のおじいちゃんやおばあちゃんと遊ぶイベントなどは、特に良いのではないでしょうか。
近所におじいちゃんおばあちゃんが住んでいたら、積極的に挨拶をするなどして、祖父母世代の人間に慣れさせておくこともオススメです。
3.子どもが祖父母に良い印象を持つようにする
子どもの前では、両親や義両親に対しての悪口や愚痴は控えましょう。
そして、「じいじとばあばに会えるの楽しみだね~」「じいじもばあばも、○○ちゃんに会えるの楽しみにしてるよ~」など、子どもが祖父母に良い印象を持てるような声がけを心がけましょう。
4.祖父母側にあらかじめ子どものことを伝えておく
子どもをじいじやばあばになるべく早く打ち解けるようにしたいなら、自分の子どもだけでなく、祖父母側にもあらかじめ働きかけておきましょう。
「うちの子、最近人見知りや場所見知りが激しくて、最初はすごく泣いちゃうかもしれない」ということを伝えておくのです。
そして、子どもが好きなおやつやキャラクター、逆に子どもが怖がるものに関しても伝えておきます。
そうすると、祖父母側も心の準備ができますね。
スーパーに行ったとき、孫が好きなおやつを買っておいてくれたり、子どもが怖がるものに関してはあらかじめ隠しておいたりなど配慮をしてくれるかもしれません。
*
子どもが祖父母に懐いてくれると、ママも実家や義実家で羽を伸ばせる時間が取れるかもしれませんね。
子どもが祖父母に懐いてくれるか心配なママ、あるいは子どもが祖父母に懐かないため帰省が憂鬱になっているママは、今日お伝えしたこと参考に工夫をしてみてください。