女性は好きな男性ができると、多かれ少なかれ尽くそうとしますし、尽くします。これは母性本能から来ているものでしょう。

でも、その“尽くすこと”が喜ばれることもあるけれど、ウザがられることもあります。さじ加減にもよりますが、たいていの男性は「重い」と感じるようです。

重い・喜ばれるの違いはなんなのか、どんな男性がどんな場合に感じるのでしょうか。実は、その境界線は“アレ”次第なのです。詳しく解説いたしましょう。

女性が尽くす理由って?

もちろん「世話好き」の性格もあるでしょう。しかし大部分の女性は「あの人のためを思うから、どうしても尽くしたい」という、母性本能から。

それと同時に「『いい彼女だ』と思われたい、もっともっと愛されたい、感謝されたい」と、見返りを期待している場合もあります。

男性はどう思っているの?

最初は「いい彼女だなあ」と感謝し、喜ぶでしょう。しかしそれが続くと慣れてしまい、親と子供の関係と同じで何も感じなくなってきます。

しかし女性はせっせと尽くす。こんなにしてるのに「感謝してくれない」と不満がたまることもあるし、不満すらたまらず、ただひたすら尽くし続ける場合もあります。

どちらにしても、男性はそのうち母親のように思えてきてうっとうしくなる……が、たいていの流れです。

愛があると発生すること

男性が善人なら、ただウザがるだけですが、普通の男性はときどき別の行動に出ることがあります。

それは、女性を“利用してしまう”こと。利用とは大げさですが、愛があると“利用”が発生することがあります。

愛がなければ、尽くされてしまうと「なんだか悪いな」「そんなに君に愛を返せない」と罪悪感で離れていきますが、愛があると「これも彼女の愛のかたち。愛の結果だからいいんだよ」「俺もその分愛してるんだからギブアンドテイク」と尽くされて当然、と利用してしまうのです。

愛の利用とは

相手に労力やお金をかけさせ、面倒なことをさせ、見返りは与えず、自分だけ得をすること。
「料理」を例にとると…

  • 彼女に料理をさせてすぐ帰宅させる、「明日早いから」と寝てしまう:彼女は愛のことばや、ふたりの時間があると思っているが、ないのであきらめる
  • 彼女に料理させて材料費は払わない、交通費を出さない、とお金を負担させる:彼女は愛があるため請求しない

彼女に悪いと思わない。彼女の愛を便利だと思う。それが利用です。