尽くして愛される、それは男性次第

利用なんて、ひどい話ですね。しかしそんな男は一部。喜び感謝し、もっと愛そうとする男性も、もちろんいます。

それはどんな男性かというと、優しい性格であまりモテない男性です。愛情の薄い家庭環境だったパターンもそうです。そういう男性にとって、尽くす女は価値が高いのです。

反対に、モテる男性や社交的で行動的な男性は、尽くす女をウザく感じ利用してしまうことも多いでしょう。彼らの周りにいろいろな女性がたくさんいますので、尽くす女性にそれほどありがたみを感じません。

また、彼女の尽くす行為で行動が制限されてしまうので、彼らから見ると価値は低いのです。

尽くして、喜ばれて自分も幸せになれるか、それは男性次第=彼氏から見た価値次第なのです。

尽くすのをやめてみよう

では、モテる彼氏に尽くしていた場合は、どうすればいいのでしょう。

まず尽くすのをやめ、「ラクし放題の自分」を気づかせます。やめて去っていく女性。そんなとき、男性は「僕を愛していたんじゃなかったのか?」と混乱します。

そして急に高い価値を感じ、追いかけるようになるのです。「失って初めて大切さに気づいた」というあの状態です。

尽くしてばかりでは何も感じなくなります。ぜひいったん尽くすのをやめてみてください。そうすると9割の男性はアクションを起こしてきます。

ウザがれるかどうかは男性によって違うので、相手のタイプによって尽くす、軽めに尽くしたり尽くさなかったりするなどで、緩急をつけます。

大切なのは程よい距離感です。いつも連絡つくように待機などしない、忙しい時間もあるようにし、彼氏命にならないこと。

うまく加減を身につけることができれば彼氏が手放せない女になれるでしょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。