観るスポーツとして成功したラグビーワールドカップ。そして、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。多くの方がスポーツに魅了されることでしょう。
2019年から2021年にかけては「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と言われています。その最後が市民参加の『ワールドマスターズゲームズ2021関西(2021年5月14日〜30日)』です。
『ワールドマスターズゲームズ2021関西』とは、概ね30歳以上であれば誰もが参加できる国際的スポーツの祭典。1985年のトロント大会で始まり、これまで世界各地で開催。
延べ17万人のスポーツ愛好家が参加しています。今回はアジア初の開催となり、国内出場者3万人、海外出場者2万人を見込んでいるのです。参加費は15000円で、最大5種目にエントリーすることができる。オリンピックでも採用される種目のほか、オリエンテーリングやボーリング、綱引きといった種目もあって面白い。
陸上にフォーカスすると、10kmロードレース(彦根10kmロードコース)、ハーフマラソン(紀州口熊野マラソンコース)、駅伝(田辺スポーツパーク)などがあります。
各種目はオープンエントリーではなく、年代別に区切られているので、同世代の選手同士が対戦。また、多くの参加者がメダル獲得できるというのも嬉しい特徴。実は世界チャンピオンや著名人が参加しているということもあって、身近にトップ選手を感じることができるのです。
また、開催地は関西を舞台にしているものの鳥取県や徳島県も会場になるので、広くスポーツツーリズムを堪能できるのも魅力。街の魅力に触れながらスポーツを楽しむ。大人の楽しみ方を体現できるイベントでもあるのです。
そんなワールドマスターズゲームズ はすでにエントリーが開始となっています。どの競技も先着順ですので、早めの対応が吉ですよ。
2月1日にはイベントも開催されており、応援大使であるタレントの武井壮さんはじめ、アンバサダーの杉村太蔵さん、元スケーターの岡崎朋美さん登場。
オークランド大会でスカッシュの元世界女王のサラ・フィッツジェラルド選手と対戦したという武井さんは、「最初はいい勝負だったんですけど、彼女が本気出してからはボコボコにやられた」と振り返ります。
また、自身も国体で優勝した経験のある杉村さんは、元プロテニスプレーヤーのジェームス・グリーンホール選手と対戦。「トップ選手と対戦できる機会はワールドマスターズゲームズ でしかない」と興奮した様子。
現役を引退している岡崎さんは、ウィンター・ワールドマスターズゲームズインスブルック2020のスピードスケート500m・1000mに出場すると見事にW優勝。「感動を再び味わえて嬉しかった」と語ります。
世界中からスポーツ好きが集まる同イベント。まずはエントリーから。