原点回帰ツアーは、口コミでソールドアウトになっていった

――おお、それはすごい!個人的にも、まつり湯でのライブは本当に印象深いです。

Megu「まつり湯でのライブって、みなさんがお友達を連れてきてくださっていたんですよ。口コミで広がっていって。

今回のツアーもそうでした。「楽しいから友達を連れてきました!」って言ってくださる方がたくさんいて。」

Kaede「ライブを見に行った時に、すごく楽しくて、次に友達を連れていこう!って思うこと、あるじゃないですか。

私たちにも、そのくらい楽しいライブが出来るようになったんだ、と思えるようになりました。」

Nao☆「前まではあまり自信がなかったけど、今はライブに来る前に「絶対楽しいから!」って初めて言えるようになりました。

ツアーも、口コミで後半の会場が軒並みソールドアウトになったんです。」

――そうなんですね!

Nao☆「最近は、かなり作り込んだワンマンライブが多かったけど、今回は自分たちでいろいろ考えさせてもらいました。

だからこそ、初心に戻れたのかもしれないなって思っています。」

Kaede「自分たちでいろいろなことをやろう!って思っていました。『笑顔でファイン・デイ』っていう曲は、久しぶりに自分たちで振り付けを考えたりして…。」

――おお、まさしく原点回帰!

Nao☆「そうそう、ツアーで使っていた小道具も、物販コーナーのMCも、まつり湯でやっていたことをイメージしてるんですよ。」

――ううむ、聞けば聞くほど、今回のツアーはまつり湯スタイルだったんですね。

原点にして最新形!「ネギの産地で…」ツアーファイナルレポート

さて、ここでインタビューをいったんお休み。インタビュー中にも登場した、ツアーファイナル公演のレポートをお届けしましょう。

2016年10月から11月にかけて、原点回帰のホールツアー2本立て!と題して、「ホームでホール」supported by サトウ食品/「ネギの産地でこんにちネギネギ」supported by サトウ食品の2つのツアーを開催していました。

新潟各地のホール会場を回る「ホームでホール」ツアーと、関東近郊を回る「ネギの産地でこんにちネギネギ」ツアーともに、SNSなどでの評判は上々。

さて、2つのツアーの大トリを飾る東京都足立区千住は東京芸術センター天空劇場でのライブはいったいどうなったのでしょうか?

最高に楽しいあの2曲でツアーファイナルはスタート!

天空劇場のキャパシティはおよそ400人。最近のNegiccoではなかなかない距離感です。チケットも即ソールドアウトだったとか!

場内BGMのオールディーズな選曲もなんだかよかったですね。開演前の諸注意で影ナレを担当するのはKaedeさん。

客席にも、緑と白のNegiccoカラーに身を包んだ方がたくさん。手作り感あふれる、濃厚なライブになりそうな予感!

ライブは『ねぎねぎROCK ~私もお家に連れてって~』からスタート!U.M.U.AWARDで優勝を勝ち取った代表曲の一つですが、最近のセットリストの中ではなかなか聞けなかったファニーな一曲です。

さらには、こちらも代名詞的な存在になった『アイドルばかり聴かないで』に続きます。みんなで「ざんね~ん!」と叫ぶのは相変わらず楽しい!

膨大なレパートリーを総動員した心憎いセットリスト

今回のツアーは少し前の曲で構成しているんでしょうか?と思っていたら、最新アルバム収録曲『虹』を披露。さらに続いてセカンドアルバム収録曲『1000%の片想い』に続きます。

小規模ホールならではのリラックスしたMCでは、今回もバックを固めるネギホーンズのメンバーをいじったり。バンドツアーや大きな会場でのライブを通じて、ムーディーな楽曲のパートへ。

『土曜の夜は』『マジックみたいなミュージック』『Good Night ねぎスープ』といった、最新アルバムからの楽曲の中に、クラシックの一つとでもいうべき『スウィート・ソウル・ネギィー』 が入っているのは心憎いばかりです。

今回のツアーは、膨大な持ち曲全てから選ばれたセットリストで構成されている、ということでしょうか?これはすごい!

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