「ウレぴあ」の特集は、本当にうれしかったです

――バニビさんについて語るだけで記事が終わってしまいますので(笑)、もう一つの2011年の記事に移りましょう。

2011年にウレぴあ総研で開催された「あなたが選ぶベストアイドルソング」でNegiccoの『恋のEXPRESS TRAIN』が1位を獲得したんです。「ウレぴあ」誌で特集を組んだり、関連記事も公開になったりしました。

Nao☆「自分たちの曲が、ラインナップの中に入っているだけでビックリだったのに、しかもすごく有名なアイドルグループさんの中で、1位を取れるなんて…。信じられなかったです。」

――ウレぴあ総研が開設されたばかりだったというタイミングと、「ご当地アイドルが来ている」という流れがあったのと…。

今考えると、いろいろとタイミングが合っていたように思います。

Nao☆「しかも、特集ではいつもと違う、ムーディーで大人っぽいNegiccoを撮っていただいて!ヘアメイクも、メイクもばっちりしていただいて、本当にうれしかったです。

この特集は、母もすごく喜んでくれたんですよ。もう、何冊も買っていました(笑)。」

Megu「私もあの撮影のことはよく覚えています。すごく素敵なメイクをしていただいたことも、ロングインタビューをしていただいたことも…すごくうれしかったです。」

ワンマンライブの衣装を、イオンで買っていた

――ありがとうございます(笑)。さて、2012年の記事に移りましょう。渋谷VISIONで開催されたワンマンライブレポートです。

Nao☆「この時の衣装、イオンで買ったんですよ(笑)。頭につけるものが足りないから、そこは私がリボンを手作りで…。ソロコーナーはガチの私服ですね。

この時、親友が見に来てくれたんですよ。大きなところでやれるようになって、良かったねって言ってくれて。」

Megu「この日は、お客さんの声援もすごかったですね。」

Kaede「そうそう!一曲目が始まった時に、客席のネギライトがすごかったのを覚えています!」

――自分もこの時のライブはよく覚えています。なんだか、ものすごくお客さんがアツくて…。Negicco、キテる!って思っていました。皆さんは感じていらっしゃいました?

Megu「振り返ると、たしかにすごくお客さんが増えた時期ですね…。でも、自分たちでは全然そんなこと思ってなくて!

前日なんて、緊張して眠れない~って言ってました。あ、それは今もそうですね…(笑)。」

Nao☆「確かに、今と全然変わらないね(笑)。この会場、本当に埋まるの?って不安になったりしていました。」

大会場でのライブ前、「ここはまつり湯だ!」と自分に言い聞かせる

――さて、2013年に移りましょう。この年はNegicco結成10周年!ということで、まつり湯でイベントを開催しています。

Megu「この時、めっちゃ泣いちゃったんですよね(笑)。マネージャーの熊さんが唯一泣いたんです。」

Nao☆「まつり湯のライブは、トラブルがあっても、いつも本当に楽しくて!タワーレコードの嶺脇社長に見ていただいたのもまつり湯だし…。

ファンの方もお酒を飲みながら、楽しんでくださって。その中で客席に下りていくのも楽しかったです!」

――先日のツアーファイナルでも、何度も客席に下りていましたよね。某サイトさんでは「まつり湯スタイル」なんて表現されていました。

Nao☆「まつり湯でお客さんに喜んでもらえたことって、どの会場でも喜んでもらえることなんです。だから、どんなに会場が大きくなって、客席が遠くなっても、お客さんの近くに行きたいんですよ。」

――本当に、ツアーファイナルは、すぐ近くでNegiccoに触れ合える良さがありました。

Nao☆「最近、大きな会場でのライブ前に、自分で「ここはまつり湯だ!」って言い聞かせるんです。

魔法の言葉みたいに、なんだかスイッチが入るんです。これからまつり湯でライブなんだ!と思うとリラックスできるんですよ。」