歌を通して人生に語り掛ける、Negiccoの新たな境地

つづくMCは、おなじみNao☆さんの物販コーナーです。Nao☆さんの即興アテレコに四苦八苦しながら合わせるMeguさんとKaedeさんがめちゃくちゃキュート!

途中で「あんなことこんなことあったでしょ〜♪」と童謡の名曲『思い出のアルバム』を歌い出すNao☆さん。保育士さんのような歌声になんだか癒されます。

続くパートもしっとりした楽曲が続きます。『矛盾、はじめました』『おやすみ』『私へ』という3曲は、現在の年齢になったNegiccoだからこそ歌える、まさしく等身大の楽曲群。

アイドルとして生きる彼女達と、その裏側にいる、一人の人間としての彼女達が交互に見え隠れするような時間です。

彼女たちがアイドル、Negiccoとしての道を歩み続けていることは、本当に奇跡的なこと。その裏側には、人知れない辛さや迷いがあることでしょう。

歌というフォーマットを通して、一人ひとりの人生に語りかけてくる。Negiccoはそんなグループになりつつあると感じました。

楽しくクイズの後は、いよいよラストスパート

ここから先は、Negiccoの楽しい側面がてんこ盛り!まずはMCコーナーで「ねぎの知識を植え付けよう!」クイズを敢行。頭に一本指を立てて「植え付けよう♪」とみんなで言うのが楽しすぎます(笑)。

今回のテーマは千住で流通するブランドネギ「千寿ねぎ」。その産地はどこ?というクイズです。頭にネギレーダーを立てたメンバーが客席を歩き回って答えを聞いていったり、なんともアットホームな時間でした。

ラストスパートは、おなじみの『トリプル!WONDERLAND』でスタート。さらに爽やかな風が吹き抜けるような『RELISH』と続きます。ネギホーンズの演奏も素晴らしい!

会場中を包む幸せな一体感、これがNegiccoライブの醍醐味

さらにはみんなで楽しく遊べる『自由に』で、Negiccoの3人は客席へ突入!通路を走り回ってファンの皆さんとハイタッチしまくり!ライブハウスではなく、ホールだからこそできる演出ですね。

もちろん、大名曲『圧倒的なスタイル』でも練り歩きは続行。目の前に誰も来なかった、なんて席はほとんどなかったんじゃないでしょうか?みんな揃ったラインダンスも壮観でした。

本編最後は『ときめきのヘッドライナー』から『さよならMusic』で締め、というテッパンの流れ。ほっこり、しっとりしていた中盤までとは打って変わったスピード感です。この緩急と一体感が、Negiccoライブの醍醐味でしょうね。