3:会社からの電話にも嫌な顔をしない
「仕事が忙しくてなかなか彼女と会えず、やっと時間を作ってデートしていたのですが、休日にも関わらず会社から電話がかかってきました。
そのときはランチが終わって歩いているときで、彼女を放っておくわけにもいかないし、でも会社からの電話を無視することもできないし、すごく慌てました。
でも、彼女が『私はあっちで座っているから、気にせず話してきて』って言ってくれて。
申し訳ないと思いながら電話に出て、話が終わったらすぐ彼女のところに戻りました。
『お休みの日まで大変だね。でも、大事な仕事だからそっちを優先してね』って笑顔で言われたとき、いい彼女だなと改めて思いました。
その仕事は俺が中心で、それを知っていたから気を使ってくれたんだなって」(35歳/営業)
デート中に仕事の電話なんて無粋なもの、彼女としては決して歓迎できるものではないですよね。
こちらのふたりは以前それでケンカになったことがあり、仕方ないとはいえ男性は会社からの着信にストレスを感じていたそうです。
でも、文句を言うのではなく仕事の大変さを理解してくれた彼女は、自分から電話を取ることを提案するようになりました。
その姿に、応援してくれる気持ちが伝わります。
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デート中のハプニングで男性が怖いのは、失敗した自分を女性に笑われたりダサいと思われたり、評価が下がることです。
でも、“神対応”ができる女性はまず男性の気持ちを汲むことができるので、決して嫌な思いをさせません。
それがきっかけでふたりの心が近づくこともあり、こんなときの対応が関係を決めることもあるのだな、と思いました。