4.愛情を簡単に捨てる
話し合ってもなかなかふたりが納得する答えが出ない。このとき、「合わないからもう終わろうぜ」などとすぐに別れを切り出すような男性も、決して誠意を持って彼女と向き合っているとはいえません。
こんな男性の本音は、「自分の満足する結論じゃないから」。男性が望むのは自分にとって都合のいい交際であり、ふたりが幸せになるあり方は考えないのですね。
誠実な男性は、まずケンカしてすぐに別れを思い浮かべることがありません。関係を終わらせようと思うのは、「自分がイヤになったから」ではなく「お互いに愛情を失った」瞬間だと、幸せな交際のあり方を考えるからです。
愛情を簡単に捨てるのは、それだけ人を愛する強さを持てない証拠でもあります。自分の愛情を大切にする男性は、つまずいてもすぐに関係を放棄することはないと心得ましょう。
5.別の女性を褒める
たとえば、「元カノとはこんなことがなかった」「○○さんならそんなことは言わない」など、ケンカの最中に別の女性を話題にしてそちらを褒めるような男性は、「自分は愛されて当然」という傲慢さを持っています。
つまり、「ほかの女性とはうまくいく自分」を見ているのであり、「ちゃんと愛せないそちらが悪い」と考えているのですね。
誠実な男性は、そもそも自分たちの関係に第三者を持ち出すことがなく、一対一で向き合うのを当然とします。自分も別の男性の名前を聞けば仲直りする気が萎えるし、交際そのものをやめたくなるとわかっているからです。
ケンカはあくまでもふたりの問題。ほかの誰かは関係なく、存在を出したところで良い解決が望めるとは思えません。
ケンカをふたりの問題だととらえる姿勢が、その後の関係を良くする結論につながるのですね。
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関係がうまくいっているとき、前向きな気持ちで関われているときは、誰だって自分の悪い面を見せようとは思いません。
それは、相手を尊重する気持ちを無意識に持っているからで、ケンカのようなネガティブな感情が出てくる場面でもそれを失わないのが誠実な男性です。
ストレスを感じたとき、どう彼女と向き合うかは、つまりどれだけ自分を大切にできているか、が出ます。
彼女に誠意を持ち続ける男性ほど、良いときと一貫した人間性を見せるのだと思います。