「奈良マラソン」、当日をふり返りたいと思います。

まず驚いたのが、近鉄奈良駅近く、三条通のコンビニ「ローソン」が、“奈良すぎた”こと。まるで町屋のようなローソンが当たり前のようにあり、「自分はいま奈良にいる」ということを実感しました。

スタッフに聞いてみると、元々は「ぜいたく豆本舗」というお店だったらしく、それが改装されてローソンになったそうです。店内にも「ぜいたく豆本舗」の商品が販売されており、いくつかお土産に買って帰りました。

さて、筆者のランニングレベルはというと、最高記録が4時間19分で、なかなかサブ4に到達しないといったところ。月間100kmを走ることもあるのですが、今回はどうなるのでしょうか。

奈良マラソンに向けた武器として、足元にはスイス発のランニングシューズ「On」を採用。軽量で非常に反発性の高いパフォーマンスシューズです。11月も月間150kmを走り、距離を体にたたき込みました。

また、レースに向けて体作りにも注意しました。まずは甘酒を飲んで調整。というのも、甘酒の主原料で「酒粕」と「米麹」による腸管バリア機能向上の可能性があるという研究結果を森永製菓が発表。

今回はビールを我慢して、甘酒で免疫力向上対策を行っていました。カーボローディングも実施し、炭水化物を多めに体に蓄え準備は万端といったところ。

当日は曇りのち晴れと、非常に走りやすいコンディション。ただ、スタート時にはまだ気温が低かったので、無料で配られた雨カッパが嬉しかった……。

スタート地点が混雑するのは言わずもがな。奈良マラソンでは、「せんとくん」をはじめ、オリンピック銀メダリストの有森祐子さんや、安田大サーカスの団長さんらがエールをおくってくれました。皆さんの声を背中に受けて、いよいよスタートです。

実は奈良マラソンはアップダウンの多いコースとして有名。17km頃から急な登りが登場したかと思うと、折り返した後の25km地点でも急な登りが。その後もアップダウンがあるので、なかなか難しいコースという印象です。

前半戦は道が広く走りやすいコースとなっており、気持ち良く駆け抜けることができます。とはいえ、スピードの出し過ぎには要注意。