関西のレースだからか、「足痛いのは気のせいやでー」「ここ登りきったら平地が続くでー」といった、沿道の大きな声が印象的でした。また、4000人にも及ぶボランティアの皆さんも元気で、沿道に立ってハイタッチや声かけをしてくれました。

他にも個性的な方々がエールをおくってくれました。 声がかすれるまで応援してくれる応援者もまた、耐久レースとなるのです。

さらに、エイドがかなり充実。「ぜんざい」「そうめん」「豚汁ご飯」「コーヒー」「パン」「だんご」と、全部いただいていたら、心もお腹も満たされました。応援してくださっている方々が本当に元気なので、こちらの弱音がどこかに飛んでいきます。

ということで終始、楽しく走れるのが奈良マラソンの特徴。筆者は撮影しながらのレースだったので、4時間30分でゴール。自己新とはなりませんでしたが、一緒に走ったカメラマンは3時間50分だった記録を3時間35分まで縮めました。

坂が多いからといって決して記録が出ないというわけではないことが実証されました。来年は是非、皆さんもエントリーしてみませんか。