3.一時保育や家事代行サービスなど外部に依頼する

お子さんが保育園や幼稚園に入る年齢になると、少しはママの時間もできるものですが、それでも働くママの場合は、家族の協力がないとワンオペ育児をし続ける生活に変わりはありません。

また、お子さんが入園前の年齢だと、1日中ずっとママひとりで育児に集中しなくてはならず、その負担は大きくなるばかりです。そんなときには、思い切って有料の保育サポートや家事代行サービスを頼るのも手です。

Cさんは、近くにある一時預かりをしている保育園に、少しの時間お子さんを預けることがあるそう。受け入れ人数が決まっているので、必ず預けられるとは限らないのですが、たまに預けることができるだけで、ママはリフレッシュすることができますよね。

4.同じ立場のママたちとお茶してストレス発散

独身時代は何かあったらすぐに集まって、女友達とたくさん恋話などをしてきたママもいるかもしれませんね。ですが結婚し、ママになった途端に、そんな機会も激減した人は多いはず。だからこそ、たまに時間ができそうだったら、ほんの30分でも1時間でも、ママ友と話すことで気持ちがスッキリします。

Dさんは、予想以上に慌ただしいワンオペ育児生活に、ぐったりしていました。あるとき、ご近所の同じワンオペ育児中のママに声をかけてもらったことをきっかけに、ときどき買い物帰りに短時間お茶をして育児中の悩みなどを話していたら、だんだん元気になったそう。

Dさんのように、同じ立場の者同士にしかわからない悩みが話せる相手がいるというのは、心強いものです。あまりにも長時間話し込むのはよくないですが、たまに息抜きするのは、ママの癒やしの時間にもつながりますし、楽しみにもなりますよね。

ワンオペ育児中のママは、なんでもママひとりで背負いこみすぎてしまう傾向がありますが、自分で自分をしばりすぎないで、マイペースに育児ができるのが一番です。

家庭によって、それぞれ育児や家事の状況は変わってきますが、ママだけに負荷がかかるような生活では心身ともにすりへってしまうもの。大変なワンオペ育児も、工夫や心がけ次第で、楽しく乗り切ることができるはず。

現在、ワンオペ育児中のママが、少しでも楽しく子育てできますように!

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト