「産まれてきてくれてありがとう」という幸せな気持ちと共に始まった子育て。子育ては楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんあります。
その辛さを誰にも相談できず1人で抱え込むママは少なくありませんが、「辛いのは今だけ」と思い頑張るものの、あまりの辛さに「いつになったら楽になるんだろ~」と思い悩んでいるママは多いものです。
そこで今回は、子育てで一番辛かったことは何か、それを乗り越えた今どうなったのかについて先輩ママに聞いてみました。
最も大変な0歳子育て!先輩ママたちはどう乗り越えた?
1時間おきの止まらない授乳!足りているのか…
母乳は赤ちゃんが欲しがる時に、欲しがるだけあげるという育児が一般的になっていますが、1時間おきに頻繁に欲しがる状態に、足りているのかどうか不安で、母乳外来に何度も相談に行っていたというNママ。
母乳外来では「よく出ていますよ~」と言われ、その都度安心はするものの、状態は変わらず頻繁に行われる授乳。それでも「足りていないわけではない、赤ちゃんにとっての精神安定なんだ」と自分を励ましながら続けた結果、生後3か月、5か月と日が経つにつれ、だんだん回数は減っていったそうです。
成長と共に、おっぱい以外に興味あるものが増えたことや、おっぱい以外の飲み物(麦茶など)を飲む機会が増え、離乳食やおやつが入ってきたことが原因の1つでもあるようですが、1歳2か月になった今はちゃんと卒乳もでき、しっかりとご飯も食べていると言います。
疲れているのに寝られない「夜泣き」!
「夜泣き」とは言っても種類があり、オムツが濡れていて不快だったりお腹が空いていて生理的に泣いているものや、何で泣いているのか不明なもの、体調が悪くて泣いているものなど色々あります。
その中でママが最も悩むのが「何で泣いているのか分からない」です。
疲れているママには体力的にも精神的にもこたえますが、言葉が話せない赤ちゃんのことを100%理解することはできません。どんなに子育て経験があるママでも理解出来ないことはありますから、泣いていればあやすしかないとSママは言います。
赤ちゃんにもよりますが、ハイハイやよちよち歩きができるようになると体力を使うため、疲れて寝るようになり、夜泣きも減ってきますし、赤ちゃんとの生活が長くなってくると、何となくではありますが、何で泣いているのかも段々分かってくるようです。
しばらくは辛いかもしれませんが、焦らず慌てずじっくりと腰を据えて赤ちゃんと向き合うようにしましょう。
この間発熱したばかりなのに・・・病気ばかり
産まれたばかりの赤ちゃんは免疫がなく、たくさん病気をするのは当たり前。分かってはいても立て続けに起こるとママも参ってしまいますよね。
発熱してインフルエンザに掛かったかと思いきや、その後嘔吐の連続。その後は体中に発疹が・・・なんてことは普通に起こり得ることであり、予防できることは予防するべきですが、ある程度は仕方がないとMママは言います。
さまざまな病気をしてそれを乗り越えてこそ免疫ができあがり、病気をしなくなるもの。2歳くらいになって保育園や幼稚園に通いだすと、圧倒的に病気が少なくなり、随分楽になるようです。
「あっ、危ない!」かたときも目が離せない
ハイハイやつかまり立ちが始まると危険が伴うため、かたときも目が離せなくなります。それに加え、何でも口に入れる時期でもありますから、ママはなおさら目が離せません。
赤ちゃんが安全に過ごせる環境づくりは基本ですが、「ダメ!」や「~~しようね~」などママの言葉が分かるようになってくると多少はひやりとする機会が減ってくるとOママは言います。
とは言いながらも完全に理解しているわけではありませんから、時間を掛けて言い続け教え続けていく姿勢が大切です。
1歳、1歳半、2歳と月齢が進むにつれ、数分、数十分と目を離しても大丈夫になってきますから、今は大変かもしれませんが、根気よく赤ちゃんに付き合ってあげてくださいとOママは言います。