新型肺炎の影響による突然の休校に、各家庭は混乱を極めている状態でしょうが、いきなり仕事を休まなければならないママたちにとっては、ある意味子育てについて、じっくり考えさせられる機会になるかもしれません。
そんな今、知っておきたいこと!
先日、ミツカングループの株式会社ZENB JAPANが、25歳~39歳の子育て中の母親と、幼稚園に通う子どもを対象に行ったアンケート調査では、母親と子どもの気持ちに“すれ違いが生まれている”ことが判明したのです。
理想が高いママ、目の前のことを必死にこなすママ
昨今、共働き世帯が過去最高(男女共同参画白書平成30年度)を更新する中、今回調査を行った母親の53.1%が働きながら家事、育児に取り組んでいることが分かったのですが、アンケート結果を見ても、家事、育児の大半は母親が担っているという実情。
ただでさえ仕事と家事・育児の両立が大変な中、母親たちは少しでも負担を減らしたり、時短を叶えるために工夫を凝らしています。
やっていることととして、ネットスーパーを利用したり、休日に数日分の夕食を作り置き、食器洗い乾燥機を使って家事労働を減らすといったことをしているそうです。
こうして、母親や自分なりに工夫して家事・育児を行っているものの「あなたの思う母親像に対して、現在、そのようになれている自信はありますか?」との質問に対し「自信がある」または「どちらかと言えば自信がある」と回答した母親は32.0%にとどまる結果に。
こんなにもママ達は頑張っているのに「子どものために、もっとできることがあるのではないか」といった、理想の母親像というものが、高い位置にあることがうかがえます。
今こそ、理想の母親像に近づけるチャンス
そんな理想の母親像に近づけない理由。
アンケートによると「毎日忙しくて子どもの相手をする時間を沢山つくることができない」「家庭的で料理上手でおやつも体に良いものを手作りするような母に憧れるが、おやつは市販のものを利用してしまう」「子どもと接する時間が少ない」などが挙げられる結果に。
外出自粛になっている今こそ、これらをすっきり解消する時間と思えば、ママたちの自信に繋がるのではないでしょうか。