3: まずは友達関係からはじめたい
「今すぐ付き合うとかは無理なので、古いけど“まずはお友達から”と答えると思う」(25歳/介護士)
「付き合えなくても、せっかく好意を持ってくれたのなら友達にはなりたい。仲良くなれたら好きになるかもしれないし」(29歳/公務員)
「友達として付き合ってみて、好きになれたら付き合う流れは駄目?」(35歳/営業)
「ごめんなさいでバイバイは寂しいので、せめて友達関係から」と思う男性たちの言葉がこちら。
告白した女性にとっては何とも中途半端な答えに思えますが、こちらも「好きになれるかもしれない」という希望を男性は持っています。
友達関係なら、プレッシャーなど感じずに接していけると思うのはあくまで男性の都合ですよね。
一歩まちがえるとキープのような扱いにもなる友達関係ですが、自分に好意を持ってくれた人を手放すのが惜しいのが、男性の本音です。
自分に恋愛感情を持っているとわかっている女性と友人の距離を保つのは、実際には難しい場合がほとんどです。
「自分のことを好きじゃない男性」と付き合う注意点は?
誰だって、異性に恋愛感情を持たれていると知るのはうれしいですよね。それをきっかけにこちらも好きになるかもしれない、と思う人もいるでしょう。
ですが、告白した側にとっては、自分の好意を軽く扱われるのは決して気持ちのいいことではありません。
気をつけたいのは、こちらの告白を利用して都合のいい女にしたがる男性の態度です。
「好きなら来てくれるよね?」とこちらを無視して呼び出したり、決定的なことは言わないのに体だけの関係を求めてきたり、「惚れた弱み」につけこんだ振る舞いにはきっぱりNOといいましょう。
誠意のある男性は、まず好きになってくれたことに感謝します。そして、応えられないならお断りする、女性のことをどう思っているかきちんと伝えて今後の関係について話すなど、好意を尊重した態度で接します。
「どうなるかは未定」が男性の本音であっても、それを自分の都合よく進めようとしないのが、本当に交際相手としてふさわしい男性ともいえますね。
付き合うことになっても友達関係を求められても、まずは男性の真意を確認しましょう。
「こちらの好意を利用した遊び相手にはならない」と示すことで、男性のおかしな考えに巻き込まれるのを防げます。
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好きじゃない女性から告白されたとき、「まず戸惑う」という声が男性からは多く聞こえました。
それでも、好きだと言われたからには答えを出す必要があり、ここで男性の向き合い方が見えてきます。
たとえば「友達から」という答えであっても、女性の気持ちを汲んでストレスのない距離感を保とうとする男性なら、信用できますよね。
告白は決して軽い気持ちでできるものではないからこそ、男性がどう応えるかを見極めるのが自分のため。
告白後に良い関係を築いていくためには、男性にも歩み寄る姿勢が不可欠であることを、忘れないでくださいね。