これは意外!共働き子育てしやすい街 ナンバーワンの自治体とは?

では、共働き子育てしやすい街のナンバーワンに輝いた自治体とはどこでしょうか。

とても意外なのですが、実は「東京都新宿区」です。

新宿区と言えば、高層ビルが立ち並ぶオフィス街、そして歌舞伎町などの繁華街というイメージが強い地域であり、子育てとは縁がない地域のように感じられるでしょう。

しかし、新宿区の土地の約50%は住宅地であり、公園など緑がある地域も存在しており、子育てできる環境はあるのです。

また、生まれる子どもの数も平成8年の約1,600人から平成27年には2,600人以上と年々増え続けているのが現状。

そして、20164月時点では、認可保育園の全年齢クラス定員が前年比で20%も増えており、東京23区では圧倒的に待機児童が少ないという結果が出ています。

平成284月現在、新宿区の待機児童数は58人です。

気になる保育料も、東京23区では安く、認証保育所については平成2811月から一律4万円が助成されるようになっており、経済的負担が少なくなっていますから、共働き世帯には嬉しいですよね。

その他、他の自治体は「病児保育」の準備が整っていない中、新宿区は「病児保育」も区内に2園設置されていたり、延長保育の実施園も90%を超えています。

また、休日保育の実施園も3園あり、土日祝勤務のサービス業の世帯には嬉しいですよね。

そして、急な残業による自宅への送迎や預かり、子どもの習い事の送迎などに利用できる「ファミリーサポート制度」も充実しており、登録さえすれば1時間800円で利用できるというメリットもあります。

小学生の学童保育も、6年生までの生徒を夜7時まで預けることができ、共働き世帯には嬉しい制度ですよね。

まだまだ挙げればたくさんありますが、新宿区には共働き世帯が子育てしやすい環境が整っています。