新月の時期の星座も目標設定に取り込んで
さらに意識したいのは、この新月が訪れる時期の星座です。
地球は太陽のまわりをおよそ1年で一周します。
その太陽が1周する間を12等分し、それぞれに星座を当てはめたものが12星座です。新月も1ヶ月に一度発生するので、牡羊座の間に新月になったら、次の新月は牡牛座の時期です。
目標を設定するときは、たとえば新月が乙女座のときに起きるとしたら、「乙女座の意味合いが含まれた目標」を立てると、より宇宙のリズムに合った目標設定ができます。
以下は、星座別のテーマです。目標を立てる際の参考にしてみてくださいね。
・牡羊座(3月21日~4月19日)の新月:新しいスタート、独立、創作、企画
・牡牛座(4月20日~5月20日)の新月:お金、五感の満足、才能の発掘、維持継続
・双子座(5月21日~6月21日)の新月:知性、勉強、会話、旅行
・蟹座(6月22日~7月22日)の新月:家庭、家、育成、共感
・獅子座(7月23日~8月22日)の新月:創造する、楽しむ、趣味、ロマンス
・乙女座(8月23日~9月22日)の新月:作業的な仕事、健康管理、整理整頓、実用的な技能
・天秤座(9月23日~10月23日)の新月:人間関係、コミュニケーション、調和、出会い
・蠍座(10月24日~11月21日)の新月:人との深い関わり、マニアック、融資、プレゼント
・射手座(11月22日~12月22日)の新月:グレードアップ、海外旅行、精神性の向上、習い事
・山羊座(12月23日~1月19日)の新月:ビジネス全般、目標達成、ステータス、安定
・水瓶座(1月20日~2月18日)の新月:夢、改革、友情、新しいこと
・魚座(2月19日~3月20日)の新月:想像力、優しさ、スピリチュアル、ボランティア
それでも目標が実現できないときは?
今までの内容を踏まえて目標設定を行ったとして、いつまで経っても実現の気配がない場合はどうしたらいいのでしょうか。
その場合は、「本当にその目標を実現したいと心から思っているのか、自分自身に問いかけてみて」と柳川さんは言います。さらには、「自分が変化することを望んでいるのかどうか」。
目標を達成するには、まず自分が、その目標を達成するのにふさわしい人間になっている必要がありますが、その変化を心の底で拒否している可能性があるというのです。
たとえば、「収入を増やしたい!」と目標を書いた場合、今の自分の環境でそれを実現させようと思ったら、子育ての時間を減らして、より多くの時間を労働にあてなければならないとします。
でも、心のどこかで「子どもに向き合う時間は減らしたくない」と思っていたとしたら、目標は実現しづらくなります。
その場合、目標を「具体的+欲張り」にしてしまっていいのです。「子育てにかける時間を減らさずに収入を増やす」という目標にすると、より自分の気持ちに合った目標なので、実現力があがるそうです。
肝心の目標設定において重要なのは、心にしっくりきて、ワクワクする情景が広がり、そのための変化なら喜べるもの。そうでないと、いくら「時の力」にバックアップされていても、効果は現れにくいと柳川さんは警鐘を鳴らしています。
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いかがでしたか?
『いつ始めればいいか?願いがかなう・目標が実現する「運のいい日」がわかる本』では、占星術による「運のいい日・悪い日」の見極め方がさらに詳しく書かれています。
元旦に掲げた目標でも、新たな目標でも構わないので、まずは「春分の日」や「新月」を意識して設定してみてください。
自然のサイクルに乗って、「時の力」を味方につけた1年が送れるはず!