家計に関する夫婦の会話で気をつけたいこと
NGなマネー習慣とは
小学校の高学年になると、自分で買い物をするようになるでしょう。その結果、だんだんお金の価値がわかってきます。
そんな中で、父親と母親の会話にお金の話題が出てくれば、やりとりを通じて家計がどういう状態なのか、おぼろげながらお子さんも理解するように。
「お金のことはまだわからないだろう」と、奥さんがご主人のお給料の少なさを愚痴ったり、ボーナスの使い方で夫婦げんかなどしていると、お子さんは知らず知らずのうちに、お金について考えたり話したりすることにネガティブな感情を持つようになってしまいます。
お金のことから目を背ける、話せなくなると、マネーリテラシーも低くなりがちです。
そうなると、将来不幸にしてお子さんが金銭トラブルにあったとき、暮らし向きに困ったときに、親兄弟にすらSOSが出せず、深刻な事態を引き起こしかねません。
マネー達人のステキ習慣
マネー達人を夫や妻に持つと、家でするお金の話の方向性が違います。
お金で困る前に相手に相談したり、貯蓄を積み増したり、家計改善のための会話であったりするので、内容がとても前向きです。当然イライラしながら話すこともありません。
会話した後はむしろ、夫婦仲はよくなっているかもしれませんよね。
マネー達人のいるご家庭では、お金のことで子どもが知りたいことがあっても率直に聞ける、相談できる雰囲気が保たれています。
こうして親を通じて、マネーリテラシーを自然に身につけることができれば、自立した後のお金の管理もスムーズですし、金銭トラブルに巻き込まれる可能性もほとんどないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
親を間近で見ている子どもがとる行動は、多かれ少なかれ親の影響を受けています。お子さんの最近のお金の扱いや使い方に不安を覚えたら、まず自分の行動を振り返ってみることをおすすめします。