■希望的観測

例えば付き合う男性がいつもDVという場合。

一緒にいて辛いのに関係を続けてしまう女性は「本当はいいところが沢山ある」「私なら彼を変えられる」「私だけ彼のことをわかってあげられる」と解釈してしまいます。

ただの自己犠牲なのですが、辛さの裏にあるうまみに幸せの価値を置いているため、そこから抜け出すことを考えません。

このうまみ、例えばDV男性は社会性信用力のある人も多いため、ステイタスのある男性を逃したくない気持ちが勝り、関係を続けてしまいます。

高級な食事やプレゼント、甘い言葉という褒美に釣られることで、自分の心の底にひっそりたたずむ辛さを帳消しにするなんてことはよくあるパターン。

またこのような男性は社会では裏の顔を徹底して隠している分、自分が見ている本来の相手の姿は“本当の姿じゃない”と納得させようとし、相手に甘い期待を寄せてしまうのです。

ダメな相手と分かっていても、甘い蜜に依存し続けて男運を自らの力で上げようとしない自分に問題があるわけです。

男運を良くしたいなら、まずは自分を変えることから!

相手に文句をつける前に、まずは自分を変えることが、男運を上げる得策。

出会う男性や、環境など周りのせいにすることなく、自らのチカラで男運を上げていきましょうね。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11