話している相手が沈黙しているときは、「考えているとき」と思い、待ちましょう。まだ言葉としてうまく表せない気持ちを、どう伝えようか?考えているのです。
沈黙になったからといって口を出さず、相手の言葉をじっと待ってください。すると、ぽつぽつとまた何か語り始めるでしょう。
沈黙の後の言葉のほうに、本当の気持ちや本当に言いたいことが隠されているということも、よくあります。
それに、「自分の言葉をじっと待ってくれている」と思うと、人は嬉しいものです。
*
人の話をちゃんと聴ける人というのは、男性にとってとても魅力的です。
話をちゃんと受け止めてもらえることで、男性は「俺のことを理解してくれている」と思い、愛情が増します。
そうすると、「妻の要望もちゃんと聴こう」という気持ちになるのです。
そう、話を聴くというのは、受動的な行為ではなく、相手の心を掴む行為なんです。
育児に家事にと忙しい毎日を過ごしていたら、「~してよ!」と、夫への要望ばかりが会話の主になってしまいがち。
しょっちゅうは無理かもしれませんが、一週間に一度、一ヶ月に一度と決めて、たまにはゆっくり晩酌してご主人の話を聴いてみては?
聴くことで、みるみる夫の口がなめらかになっていくのが分かるでしょう。
そして、あなたの言うことも聴くようになってくれます。
関連記事