3:喧嘩したらまず頭を冷やす

「同棲中の彼女と喧嘩したら、まず家を出て頭を冷やします。密室で言い合うのはつらいし、部屋が狭いから逃げ場はないし。

ただ、彼女から帰宅する時間は伝えてほしいと言われているので、それを守っています。

俺が出ている間に彼女も冷静になれるし、帰宅してから改めて解決策を話しています」(32歳/男性/公務員)

「前の彼氏は、喧嘩になると答えが出るまで詰問するような人で、すごくつらかったです。

なので、いま同棲中の彼氏とは『喧嘩になったらいったん離れる』って約束をしていて、別々に過ごして頭を整理する時間を作っています。

同じ家で気まずいのって本当に耐えられないし、無理に一緒にいるより一度離れるやり方も大事かも」(34歳/女性/総務)

同棲していると距離が近くなり、意見の衝突や喧嘩を避けられないときもあります。

それまでは別々の家に帰って頭を冷やせていたけれど、ずっと一緒に過ごす同棲中はあえてそんな時間を作ることも、事態を悪化させないためには重要です。

いったん離れることは、ふたりの心を裂くことにはなりません。

同棲中だからこそ、冷静になってから改めて解決策を話し合えるほうが前向きな道。

距離を取ることに罪悪感を覚えず、「関係が終わらないための時間」と気持ちを切り替える姿勢が良い関係を作るのですね。

4:不満なことは冷静なときに伝える

「不満があったら、喧嘩したときについでみたいに言うんじゃなくて、冷静なときに話すようにしています。そのほうが彼女も聞いてくれるし、普通に解決できる」(30歳/男性/デザイナー)

「私がカッとなりやすい性格で、ストレスが溜まったら大声でぶつけてしまうのですが、それで振られたことが何度もあって、今の彼氏には不満を感じたらなるべく普通のテンションのときに話しています。

同棲しているのに、自分のせいで気まずい空気になるのがイヤ。彼氏も、そんな私を理解してくれているのか辛抱強く聞いてくれて、感謝しています」(31歳/女性/歯科助手)

よくあるのが、喧嘩のときに別のストレスを思い出して一緒にぶつけてしまうこと。それだと、問題がごっちゃになって怒りばかりが増えてしまいます。

大声で怒鳴ったりパートナーの話を聞かなかったり、そんな態度では愛情も育ちません。

不満は、お互いが冷静なときに切り出すほうが良い解決策が思い浮かぶもの。「ぶつけるのではなくふたりで変えていく機会」ととらえると、言い方や態度に自然と気を使うはずです。

いつもラブラブな同棲カップルを見ていると、我慢することがいかに関係を悪くするかを理解しているのがわかります。

他人同士が一緒に住む以上、不満やストレスはどうしても出てきますが、伝え方や受け止め方をポジティブな方向に考えるだけで「終わらないための時間」を持てるもの。

素直に伝え合うことが、よりふたりの絆を深めると思いましょう。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line