期待値を下げる・相手は他者であることを思い出す

相手への期待が大きくなっているかも…。問題を解決しようと口うるさくなっていたかも…。心当たりのある方は「まあいいや」「まあこれくらいは」「まあ、いいでしょ」といった言葉を口に出してみることをオススメします。

ちょっと足りなくても大丈夫、問題なしだと考えることで、問題そのものが薄れていくでしょう。

また、例え夫であっても「自分の延長線上の人ではない、他者である」と思って接していくと、そもそも妙な期待をして勝手に裏切られたような気分になることも減ります。

人は分かり合えれば分かり合えるほど、相手のことを”自分の延長線上にいる人”と考えてしまうものです。

しかし、相手は相手なりの考えを持っている”自分とは違う人”。勝手に相手に期待して、思い通りに行かないと勝手に裏切られた気分になる。これって、考えてみたらとっても理不尽な考えです。

相手に”自分の延長線上”を押しつけるのではなく、相手は相手の考え方を持っているという大事なことを思い出す。そしてそれを受け入れると、自分の気持ちも楽になります。

もし相手への問題が増えてきたら、「相手に自分の延長線上にいることを求めていないか」を一度考えてみてはいかがでしょうか。

【原作】織田隼人

フリーの漫画イラストレーターです。シンプル・かわいい絵柄からギャグ調の絵柄まで、様々なイラストカットや4コマ漫画などを描いております。心理に関係することやファッションについて考えたり調べたりするのが大好きです。