夫にストレスを感じたときの2つの状況別対処法
1.自分ばかり家事を頑張っていると思ったら
頑張っても気付いてもらえない!?
「何だか私ばっかり頑張っている。」「夫は家のことを何もしてくれない。」「私は家政婦じゃないのよ!」
こんなストレスを抱えるのはよくあることではないでしょうか。
夫にもっと家のことをしてもらえるようになってもらいたい。そう思ったとき、より家事に力を入れる女性が多いです。
やればやった分だけ返してもらえる。そう思う傾向があるため、掃除に力を入れたり、料理に思いを込めたり、更に頑張ってしまうのです。
しかし、多くの男性はその気持ちに気が付きません。「やって欲しいことがあれば言うだろう」と思っているからです。男性は特に仲が良い相手ほどこのように考える傾向があるので、それどころか「妻は何も言ってこない、ということは満足しているのだろう」と思っている可能性もあり得ます。
また、人がやってくれていることに関しては手を出さなくなる男性も多いです。ですから、更に力を入れて家事をしたとしても、やはり夫がその気持ちを察して家事に取り組むようになる可能性は低いと言えます。
このような考えや傾向の違いから、妻は夫にも家のことをやってもらいたくて力を入れているのに、夫はそれに気付かないという状況が発生します。
すると妻側は「まだ私のがんばりに気づいてくれないの?もっとやらなきゃ」とより一層頑張るようになります。
その結果「私がこんなに家事をしているのに、夫は何もしてくれない」という妻のストレスが溜まっていく負のスパイラルに陥ってしまうのです。
頑張りすぎないで、ラクして過ごそう!
夫が何もしてくれない。そんなときは勿論してほしいことを率直に伝えるのもひとつの方法ですが、自分の家事量を減らすのもオススメです。
「私ばっかり」と感じないようにするために、思い切って自分自身が楽をするのです。
家事をやらずにはいられない、そんな気持ちを乗り切って自分の家事量を減らしてみる。相手に求めるよりも自分の心の合格ラインを下げる方が、案外夫に腹が立たなくなるかもしれません。
一度試してみてはいかがでしょうか。
2.相手に問題を感じることが増えたら
期待が大きくなり過ぎていないか振り返ろう
夫に対して問題を感じることが多くなってきたら。もしかしたら夫に対する自分の期待が大きくなり過ぎているかもしれません。
付き合いが長くなるにつれ、お互いの信頼も増していきます。それと同時に、相手に対する”期待”のようなものも出てきます。「自分の考えが分かってもらえているのだから、これくらいはやってくれるだろう」と考えてしまうのです。
この”期待”が二人の関係を悪化させる原因になることがあります。なぜなら相手がその”期待”に応えてくれなかったとき、それは”問題”として認識されるからです。
問題というのは理想と現実にギャップがあるときに認識されます。そのため相手に期待している理想が高ければ高いほど、自分の周りは問題だらけになりやすくなります。
そしてその問題を解消しようと相手に干渉し過ぎたり、文句を言ってしまったりして仲が悪くなったり、ひいては自分自身が「問題に囲まれて不幸だ」と感じるようになってしまうのです。