皆さんこんにちは、Chaccoです!
「もしかしたら自分は不妊症かもしれない」
そう弱音を吐くと、旦那はいつもこう励ましてくれました。
「そんな深刻な事態だとは俺は思わないけどな~。だって1度は妊娠できたじゃん。
年齢的にもまだ若いほうだし、不育症以外の病気もないし。
それより毎日を楽しく過ごしてれば、いつかまた妊娠できるよ!」
だけどワタシはどうしても気になっていました。
ーーいつかっていつ?子供は授かりものなんて呑気に構えてたらいつまでも妊娠できないよ!
もし『男性不妊』の可能性もあったらどうするの!?ーーと。
…そう、ワタシは1度目の妊娠を『不育症』で流産してから、
血液検査や子宮内検診などを受けていましたが、不育症の原因である「抗リン脂質抗体症候群」以外これといった問題は出ず、
あれよあれよと3年の月日がたったあたりから、
『もしかしたら旦那の方に問題があるんじゃ…?』と考えるようになっていました。
正確には、
『不妊症検査を自分一人で受けて何か問題があったらやりきれない』
『どうせだったら旦那が「不妊症」、ワタシが「不育症」だったら抱える辛さはトントンになる。』
という自分の責任から逃げるような期待をしていたんです。
不妊症検査、旦那にどう言うのが正解なのか
でもネットで不妊症検査のことを調べると、
やれ待ち時間が長いとか、最初はタイミング法を勧められて検査はしないとか、
検査する段階になったらなったで、高額な医療費だとか、夫側が付き添ってくれないだとか…
いや、ぶっちゃけ自分が男だったら例え愛する妻のためでも、自分の精子を病院に持ってって(なんなら病院で出して)顕微鏡で動きをチェックされる…ってーのは抵抗ありますよ!
そして、そのことを
「ねえ、ちょっとアナタの精子さぁ~今度顕微鏡で見てもらってもいいかなぁ~?」
なんてフランクに言える夫婦ってなかなかいないんじゃないでしょうか…
そもそも男は生理も経験してないし、妊娠するのも、出産するのも女だし、
「同じ目線で妊娠と向き合って」って求めるほうが欲張りなのか!?…なんて考えたり。
なのに、検査をする前から弱気になって、旦那に
「あのさぁ…もし、このまま妊娠できなかったり…運よくできても不育症で流産が続いたりして…二人の子供が産めなかったら…養子…とか考えてもいいかな…」
なんて言うと
「うん。俺はChaccoと二人の人生でも楽しいと思うし、本当に子供が欲しかったら養子も真剣に考えてるよ。」
と、真摯に答えてくれます。
おおお、そこまで想ってくれていたのか旦那よぉぉぉぉおお!…と感涙すると同時に、
やはり自分もかかわってくることに対しては同じ温度で考えてくれんのね…とひねくれた感情を抱くワタシ。
ーーでも正直、ちょっと前のワタシにとっても『不妊症に苦しんでる女性』は遠い存在でした。
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