夫が持つささやかな望みとは
では、夫は家庭に対してどんな望みを持っているのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、上記リストの真逆のことを望んでいると言えますが、『帰宅拒否―いい父親ほど心を病む』にはこう書いてあります。
- 家族団らんの輪に入りたい
- 自由な時間が欲しい
- もう少し尊敬してもらいたい
- 意見を言わせて欲しい
- 自分の部屋が欲しい
- 邪魔者にしないで欲しい
- 酒、たばこを制限しないで欲しい
- 休日は休ませて欲しい
- もっと小遣いが欲しい
出典(『帰宅拒否―いい父親ほど心を病む』)
これらを聞いて妻はどう思うでしょうか。
妻だって、自由な時間が欲しいし、自分の部屋だって欲しいし、休日は休ませて欲しいと言いたいところでしょう。
このような夫のささやかな望みはとても単純で、すぐに実現できそうな内容ではありますが、子どもがいる共働き世帯においてはこれが一番難しいことなのかもしれません。
最近、子育て世帯が様々なストレス環境から、追い詰められ離婚に至るケースは少なくありません。
日々多忙なあまり切羽詰まり、夫婦お互いのことを顧みる余裕がない環境であることは理解できますが、取り返しのつかない事態にならぬよう、お互いが少しでも歩み寄れる姿勢が必要ですね。
子育て世帯が、心身共に皆元気で、幸せ家族を築けるよう、心よりお祈りいたしております。
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