3: 「料理あまり好きじゃないんだよね」

結婚願望の強いCさん(自営業 40代)は、女性に家庭的であるか、また自営業であることから「自分の仕事を手伝ってくれるかどうか」を求めていました。

婚活パーティーでカップルになった元カノは、家事手伝いをしていると話していたため、「結婚したら家の仕事をきちんとしてくれるかも」と考えたそうです。

しかし、いざ交際してみると家事手伝いはあくまで仕事だから仕方なくやっているだけであって、実際はそんなに好きではないのだそう。

仕事も、本当は簡単に家でできそうな在宅ワークのような仕事をしたいと話してはいるものの、そのために具体的に動いている素振りは見られません。

元カノがCさんを選んだ理由も「外で働かなくていいから」と言ってくれたため、結婚すれば楽に過ごせると思ったのだとか。

さらに、Cさんが別れを決意した決定的な理由として、元カノが「料理あまり好きじゃないんだよね」と発言したことだそうです。

たとえ下手でも頑張って料理しようとする姿勢があるだけでもCさんはよかったのですが、元カノの1人暮らし生活では、ほぼ冷凍や宅配サービスに頼っていたのを見て「この子は家のことを何もしてくれそうにないな」と判断し、別れを告げたそうです。

Cさんのように、40代なおかつ自営業の男性は、家を守ってくれるか、健康のために料理をしてくれるか、仕事を助けてくれるかを求めているケースが多いです。

仕事で苦労している人も多いので、楽をしようと近づく女性にはシビアな目を向ける可能性があります。

とくに婚活パーティーでの出会いでは、料理好きな女性が重宝されます。どんなに料理が苦手でも、せめて努力して作ろうとする姿勢をみせることが大切です。

4: 「実家の近くに住みたい」「同居は嫌」

合コンで出会った女性と交際していたDさん(公務員 30代)は、長男1人っ子。親は既に二世帯住宅を用意しているため、できれば結婚後は家庭に入ってくれる女性を求めていました。

合コンで出会った女性は、とても可愛らしくて仕事も一生懸命なタイプ。

Dさんは彼女の愛嬌の良さに惹かれて交際をスタートしたものの、「二世帯住宅? 私、同居は絶対に嫌」「私の実家の近くに住みたい。子供ができたら、自分の親に見てもらいたい」など、常に自分のことばかり。

もちろん同居を嫌がる女性は多いだろうとは考えていたものの、あまりにも彼女が自分の方に歩み寄ってくれない発言が増えるようになったため「君と結婚は考えられない」と断ったのだそうです。

もちろん、同居を嫌がる女性は少なくありません。

それでも、せめて「お互いの実家の真ん中位に新居を構えてもいい?」など、結婚を前提に考えた交際を考えているのであれば、相手に歩み寄る姿勢も大切です。

男性は、交際、同棲中に女性に対して「本当に結婚しても大丈夫か」とシビアな目で見ているもの。

結婚を考えているなら、あまり自分の意見をガンガン押しすぎるのは控え、家庭的な面を見せて相手を安心させるように努めましょう。