理由3 もしもの地震でも安心!「1,500億円」

オリエンタルランド 株主総会招集通知 ©Disney

仮に、臨時休園中に大きな災害があって、東京ディズニーリゾートの施設に被害が出たら、どうするのでしょうか。

それも心配ありません。

オリエンタルランドは1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、最大1,500億円まで借りられる契約を複数の銀行と結んでいます。

東京ディズニーリゾートの施設は、千葉県浦安市に集中しており、もしここで被害が出たら、オリエンタルランドの経営に大ダメージとなります。

また、東京ディズニーシーなどで進行中の開発計画が、止まってしまう恐れも。

そのようなことがないように、きちんと備えがなされているのです。

株価の高さは強さの証拠!

オリエンタルランドの株価(終値)の推移

東京都や千葉県に出されていた緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常生活が戻ってきました。

しかし、専門家の間では、流行の第二波、第三波を心配する声も上がっています。

東京ディズニーリゾートでも、6月1日からイクスピアリが営業を再開しましたが、パークの再開は未定のまま。

もし流行が再び広がれば、臨時休園がさらに延びることも予想されます。

しかし、オリエンタルランドの株価を見ていると、休園直後の3月上旬に大きく下げたものの、今では休園前までの水準に回復。

それだけ投資家が、オリエンタルランドの強さを評価している証拠でしょう。

またパークへ行ける日を心待ちにしながら、ウイルスの流行を防いでいきたいですね。

本記事の執筆にあたって、以下の資料を参考にしました。

  • 株式会社オリエンタルランド「有価証券報告書」「決算短信」
  • 東洋経済「オリエンタルランド、2カ月休園でも磐石なわけ」2020年4月6日
  • 日本経済新聞「オリエンタルランド、休業補償額引き上げ、2万人対象」2020年4月16日
  • 読売新聞「オリエンタルランド、2000億円の融資枠設定する契約」2020年5月22日

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