結婚願望が強かったわけではないけれど、既婚の友人の幸せそうな様子を見て「結婚したいな」とふと思ってしまった。

そんな、独身では味わえないふたりの生活の楽しさは、活力を与えてくれると気がついた男性たちに話を聞いてみました。

どんな瞬間に既婚の友人がうらやましいと思ったのか、またこれからどんな恋愛をしたいかなど、男性の気持ちをご紹介します。

男性は既婚者のどんな姿にうらやましさを感じる?

1: 同僚の愛妻弁当

「外での作業が多い俺の仕事。お昼ご飯はいつもコンビニで、飽きてくるしお金もかかります。

同期の友人は奥さんが作ってくれたお弁当を毎日持ってきて、『好物を入れてくれるんだ』とうれしそうに話すのが本当にうらやましいです。

雨の日とか買いに行くのが面倒なときでも、愛妻弁当のある友人は関係なし。俺もお弁当を作ってくれる女性がほしい……」(29歳/土木)

いわゆる“愛妻弁当”に憧れる男性は多いですが、それは買いに行く手間や節約のことより、「自分のために作ってくれる女性がいる」ことのありがたさがわかるから。

ひとり暮らしだったり彼女のいない期間が長かったりする男性に、こんな声は多く聞かれました。

2: 家族で旅行の計画を立てているのが楽しそう

「自粛生活をしている友人が、最初は『子どもたちが家にいる時間が長くて大変』と愚痴をこぼしていたけど、非常事態宣言が解除になってからは旅行の計画を立てている。

『行けるようになったらすぐ出かけたいし、家族で行き先を話し合っている』って楽しそうに話すのを見ていると、こういう楽しみは独身の俺にはないんだな、と気がついて。

俺も外出規制でストレスが溜まっているけど、一緒に発散できる人が身近にいないって寂しいですよね」(33歳/営業)

今回、男性からの声で多かったのが「ひとりで家に引きこもることの寂しさを実感した」というもの。

家族がいれば、確かにストレスも多いかもしれないけど、孤独を感じることはないしレジャーや買い物の計画を一緒に立てられる楽しさも味わえます。

「ひとりではない」ことの重要さに気がついたともいえますね。

3: 病気のときなど、看病してくれる人がいる

「結婚している友人が怪我で入院したとき、お見舞いに行ったら奥さんがかいがいしく世話をしているのを見ました。

いろんな手続きも奥さんがやってくれているらしく、病気のときに看病してくれる人がいるってうらやましいなと思いましたね。

ふと、『俺が入院しても彼女が心配してくれるのかな』って思ったらいろんな場面が想像できて、いま付き合っている彼女との将来を考えるようになりました」(30歳/教員)

特に独身でひとり暮らしの男性にとっては、病気のときなど心細さと不安で苦しむこともあると思います。

入院しても、そばにいてくれて自分ができないこともやってくれる女性がいることは、大きな安心だし心強いと思うもの。

交際中の彼女についてポジティブな想像ができるのなら、改めて結婚の可能性について考えてみるのもアリですね。