漫画家・石田スイさんが手がける人気漫画を実写映像化した映画『東京喰種 トーキョーグール』が2017年7月29日から全国公開されます。
主人公カネキを演じるのは演技派俳優・窪田正孝さん。作者の石田スイさんも「演技の素晴らしさは勿論、カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ、というキャラのイメージぴったり」と絶賛。ヒロインのトーカ役に清水富美加さん、喰種の駆逐に燃える捜査官・亜門鋼太朗役に鈴木伸之さん、クセのあるベテラン喰種捜査官・真戸呉緒役に大泉洋さんなど、豪華キャスト陣が勢ぞろいした本作。
果たしてファンはどれくらいの期待度で公開日を待っているのか。今回、ハイクオリティなコスプレで知られる“ガチ勢”のコスプレイヤー・かねキリカさんにショートインタビューを実施。最高にクールなコスプレフォトとあわせて、『東京喰種 トーキョーグール』の魅力、映画への期待を語ってもらいました。
--『東京喰種 トーキョーグール』ファン歴はどれくらいですか?
かねキリカ:2014年のアニメ放送が始まるより少し前に作品を知り、そこから原作コミックを一気に読破!関連グッズも収集したり、聖地巡礼で原作で元になった地に足を運んだりと、ドップリとハマりこみました!
--『東京喰種 トーキョーグール』で好きなキャラは誰ですか?
かねキリカ:主人公の金木研やヒロインのトーカちゃんはモチロン、登場する全てキャラクターが大好きなのですが…なかでも「真戸呉緒」の独特の不気味さ、喰種への狡猾さ、それとは真逆に亜門に対して紳士的に接するギャップは非常に魅力を感じました。何気にコスプレを本格的に始めるキッカケにもなった、思い入れのあるキャラクターです(笑)
あと、覚醒して白髪になった金木研(通称:白カネキ)が一番好きです!「ドラゴンボールZ」のフリーザ戦で超サイヤ人に目覚めた孫悟空と同じベクトルのカッコ良さを感じました!!
--『東京喰種 トーキョーグール』の魅力、好きなポイントはどこですか?
かねキリカ:最初はマスクを装着した金木研のビジュアルに一目惚れでした。「眼帯をつけ、歯茎をむき出した口にチャックが付いた不気味なこのキャラクターが主人公なんかい!」と(笑)
元々は『鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイや、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュのような、所謂「邪気眼」キャラクターが好きだったので、そんな“闇”を抱えた金木の姿は一発で気に入り、さらには『東京喰種』のダークな世界観や悲劇的なストーリー、激しいバトルと…もうツボをバンバン突かれまくりで!気がつけばアタマの天辺までドップリ浸かっていました。
『東京喰種』には“美しい”と“カッコいい”の全てが詰まってます(笑)
--映画化の話を聞いたとき、どう思いました?
かねキリカ:正直言えば不安でした。現代の「東京」が舞台ということもあり、日本人の俳優さんで再現しやすいかとは思いましたが「あの格好良さ」を再現できるのかなと…。
ところが予告編の動画であのマスクを付けた窪田さんのカネキの姿と、顔立ちからフィジカルの高さまで、まさに亜門鋼太朗な鈴木さん、もはやビジュアル的にも100%ご本人と化している大泉さんの真戸呉緒を見て、「あっ、この実写化は成功するやつだ」と感じました。
今は完全に不安もなく、むしろ期待しかないです!! 公開が待ち遠しい!!