パパは「脇役感」を感じているもの

様々なケースはあるものの、やはりメインに子育てをするのはママの場合が多いでしょう。パパは赤ちゃんに人見知りされてしまったり、パパが抱っこしても泣き止まなかったり、いろいろな場面で「脇役感」を感じているといいます。

それは父にしかわからない、父特有の「しあわせだからこそのさみしさ」なのだとか。ママはいつも自分だけが大変だと思いがちですが、その陰でパパはそんな気持ちを抱えているんですね。

赤ちゃんの行動をコントロールすることはできませんが、子どもが少し大きくなったら「たかいたかい」や外での遊びなど、パパが主役になれるような場面を作ってみるのもいいかもしれません。

たまにはパパのことも気にかけて

パパが風邪をひいたとき、第一声で「うつさないでよ!」などと言っていませんか?そんなふうに言われるのが嫌で人知れず体調不良と戦っているパパもいるかももしれません。

しかし本当はママに心配してもらいたいし、看病してもらいたい、でもそれが無理なこともわかっている。

そんなパパのために、せめて優しい言葉をかけてあげてはいかがでしょうか。

赤ちゃんだけじゃなくて、自分のこともちゃんと見てくれているということがわかれば、パパはきっとホッとできるはずですよ。

いかがでしたか。ちょっぴり切ないパパの気持ちがお分かりいただけたのではないでしょうか。

育児に慣れないパパにイライラしそうになったとき、少しだけそんなパパの気持ちを考えることができたら、お互いに穏やかにいられるのかもしれませんね。

ぜひ、本書を夫婦で読んでみてはいかがでしょうか。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。