“じらしテクニック”の間違った使い方

あなたが自分から「そうそう、そういえばさ~」とLINEを送ります。

彼から「うん、なに?」と返事があります。

……何も反応しないあなた………

このように、メッセージをみずから送っておいてじらすのは間違い。ただの意味不明です。

相手からもらったときに、じらすのです。

好意のあるなしにかかわらず、友人の場合でもほとんどの人は、返事が来ないと

  • 忙しい人
  • めんどくさがり
  • 自分の優先順位は低い
  • 恋人がいるんだろうなあ

と考えます。

じらしは相手の好意が決定的になっているから成立するため、片思いのときや好意がわからないときはじらさず、大事なことは早く返信すること。

忙しいと思ってくれていても、相手はだんだんイライラしてくるからです。

あなたに好意をもっていないなら「イライラさせる人」として嫌われてしまう可能性あり。

行動をじらすのは?

告白されて保留にして……などの行動のじらしテクは大きなリスク。「じらしているな」と見抜かれ、浅はかな手口と思われてしまいます。

真面目な性格の相手なら、それで冷めてしまうかも。

よく使われるのが、付き合ってもなかなか身体を許さないじらしテク。

たしかに「大事にしてもらえる」効果はありますが、注意したいのが、じらしている期間。もったいぶって引き伸ばしすぎないようにします。

真剣交際なら、いいタイミングで許さないと契約違反。

また無言でじらしていないかどうか。「もう少し待ってね、大切なことだから」など、ひとこと告げたいところです。

無言でじらしていると、ただの拒絶と誤解されることも。

じらしはLINEで。くれぐれも好意がある場合だけ

面と向かった行動のじらしは腹黒く思われますので、LINEの返信タイミングだけ、くらいにしたほうがいいでしょう。

真摯な態度の相手、真面目に付き合おうとしている相手、正式に交際を申し込んできた相手にはじらしテクはしないように。真剣な相手には真剣な態度でということです。

そういった相手には「打てば響く」行動をしたほうがラブラブになれるでしょう。

必殺技?それとも……

以上を考えてみると、じらしは真剣な交際の場合は使えない小手先のテクニックなので、定番とは言えないでしょう。

また、お付き合いが順風満帆のときには不要。彼にいいかげんに扱われるなど、恋の雲行きが怪しくなってきたときや、彼に女の影があるように思えたときに実行すると、また心がこちらへ向きます。

どちらかと言えば、最後の切り札的なテクニックだと言えますね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。