配偶者同士で年齢差がある、という夫婦は多いですが、なかでも年下の彼氏が夫になった女性は、どんなお付き合いから結婚に発展したのでしょうか。

年齢が離れるとそれだけ価値観などに溝が生まれそうですが、それを乗り越えるのは心の結びつきの強さ。

10歳以上年の差があるなど、「年下彼氏」と結婚した女性たちに、成功ポイントと注意点を聞いてみました。

「年下彼氏」との結婚を成功させるポイントは?

1: 年齢の差を感じない過ごし方を心がける

一回り年下の男性と結婚した38歳の女性は、

「出会ったときから彼と年の差が大きいのはわかっていましたが、それでも好きになったのは価値観が同じだったからだと思います。

私は体を鍛えるのが好きで週に3回はジムに通っていて、彼とはそこで出会いました。『自分の健康管理に気を配る』『体を動かすのが純粋に楽しい』などすごく話が合いました。

目の前にあることを一緒に楽しめるので、年齢の差を感じることなく一緒に過ごせたのが結婚の決め手だと思います」

と話します。

10歳以上も年齢が離れると、会話の話題や好きな時間の過ごし方などがすれ違いそうで苦労するのでは、と思いますが、「目の前にあることを一緒に楽しむ」姿勢が同じだとそんな大変さがありません。

年齢差を気にするより心の距離の近さを実感できることが、ふたりにとって大切なポイントなのですね。

結婚では、考え方や価値観が似ているほうが生活はスムーズに進みます。

10歳以上の年の差があっても、それを感じさせない過ごし方ができるのが、結婚をためらわない理由です。

2: 「ジェネレーションギャップ」を楽しむ

「5歳年下の彼氏と結婚しましたが、テレビ番組とか聞いていた曲などが違うのが面白いです。

同じ世代だと盛り上がるネタが通じなくても、逆に夫の頃に流行った話などを聞けるのが新鮮ですね。

夫は最初、『俺は年下だからそのぶん経験値が低い』と年の差を気にしていたけど、別に私はそんなこと気にしないし、夫婦として今から一緒にあれこれできることを楽しみにしています」(35歳/総務)

多くの面で進歩が早い今は、5年の差でも「ジェネレーションギャップ」の大きさに驚くことがあります。

ですが、違いにがっかりするのではなく逆に楽しもうとする心があると、年齢差はプラスにはたらくことも。

女性が年上の場合、社会的な経験の差を気にする男性もいますが、取り返せないことで思い悩むより今後について話し合えることが大切です。

過去を楽しみながら未来を一緒に生きる、そんな姿勢が年の差婚を成功に導くのではと思います。