「前の彼女と知り合ったのはマッチングアプリでした。

でも、付き合うことになった時にお互いが目の前で退会手続きをしたので、彼女がまだマッチングアプリを利用しているなんて、疑いもしていなかったんです。

付き合ってから数ヶ月後、マッチングアプリで俺に彼女ができたことを知った友人が、同じアプリを利用し始めました。

それからしばらく経ってから、友人がスマホの画面を見せてきて。マッチングアプリ上の彼女のプロフィール画面でした。

彼女はSNSもやってるので、もしかして写真を悪用されたのかも?と思い、画面をスクロールしましたが、俺と出会った時に使っていた文章そのままで…彼女であることがほぼ確定しました。

スクショを送ってもらい、彼女に問い質すと彼女は開き直ってこう言いました。

『だってさ、〇〇くん、下手くそなんだもん。あんなんじゃ満足できない』

この一言から始まり、夜の生活について延々ダメ出しをされ続けました。

相性というものがあるのはわかりますが、そんなに?とも思いましたし、今までの彼女とは夜の生活が原因で別れたことはありませんし、彼女の求めるものが一般的じゃないような気もしてきて、始めは傷つきましたが途中からは一気に彼女への気持ちが冷めて。

その場で別れを告げました」(33歳/ITエンジニア)

今利用者が増え続けている、マッチングアプリ。

こちらのケースは、友人がたまたま発見したことがきっかけで露見しましたが、マッチングアプリは不特定多数が利用しているものですから、どこで誰が見ているかわかりません。

彼女の危機管理能力にも疑問を感じますが、何よりも付き合っていた相手を傷つけることを平気で口にする行動の方が驚きます。

ヤケになって、つい口から出た言葉なのかもしれませんが、不満があるのであればきちんと伝えるのが誠意のある行動なのではないでしょうか。

話し合っても改善しないのであれば、別れてから次の彼氏を探せば、彼氏を傷つけることも最小限で済んだはずです。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。